「ぼくたちの音を楽しむ」演出に鵜山仁 (original) (raw)

ASPイッツフォーリーズ公演 いずみたく没30年メモリアル企画「『ぼくたちの音を楽しむ』~いずみたくと中村八大の歌物語~」が、4月23・24日に東京・博品館劇場で上演される。

これは、「手のひらを太陽に」や「徹子の部屋」の番組テーマ曲で知られる作曲家・いずみたくと、「黒い花びら」や「こんにちは赤ちゃん」で知られる作曲家・中村八大にまつわる公演。本作は2部制で、1部ではいずみと中村を巡る物語が朗読形式で上演され、2部では2人が作った楽曲で構成されたメドレーコンサートが披露される。

演出を鵜山仁、音楽監督を渋谷毅、谷川賢作、吉田さとる、構成台本を大谷美智浩が担当。出演者には、いずみに見いだされデビューした今陽子、いずみの楽曲を多く歌った尾藤イサオ、いずみの孫であるラブリーサマーちゃん、そしていずみが設立した劇団イッツフォーリーズの面々が名を連ねた。なお、2月16日にテレビ朝日系で放送される「徹子の部屋」に、今と尾藤が出演することが決定。番組内で2人は、本公演について言及する。

上演に向けた、今と尾藤のコメントは以下の通り。

今陽子 コメント

私の芸能界の父であり、恩師であるいずみたく先生。14歳で愛知から上京し、先生のご実家でご両親にお世話になり、学校に通いながら歌、踊り、演技の勉強をさせて頂き、亡くなって30年が経つ今でも師と仰いでいます。

そして、日本の音楽界に素晴らしい功績を残された中村八大先生。八大先生の楽曲は、今でも多くの歌手にカバーされ、歌い継がれてきています。そんなお二人の楽曲を、尾藤イサオさんはじめ、多彩な出演者や、後輩のイッツフォーリーズと共にお届けいたします。

「人気やヒットに頼らない本物のシンガー、人を楽しませるエンターテイナーになりなさい」と、いずみ先生から言われた言葉を守り、これからも歌い続けていきたいと思っています。

尾藤イサオ コメント

僕をミュージカルの道に導いてくれたのがいずみ先生でした。ロカビリーを歌っていた僕に声をかけて頂き、1964年にミュージカル「夜明けのうた」の主演に抜てきしてくれました。今の僕があるのも先生のおかげだと言っても過言ではないと思います。本当に感謝しています。

デビューから60年近くなりますが、今またこうして、いずみ先生の曲をそして、同時代に活躍された中村八大先生の曲を歌えることが感無量です。僕と同じ世代の皆様に、そして今、青春真っ盛りの若い世代の方にも名曲の数々を楽しんで頂けたら嬉しいです。

ASPイッツフォーリーズ公演 いずみたく没30年メモリアル企画「『ぼくたちの音を楽しむ』~いずみたくと中村八大の歌物語~」

※坂口阿紀は23日公演、鈴木ほのかは24日公演のみの出演。

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