橋本祥平がカムバック、薄ミュ新作開幕 (original) (raw)

橋本祥平が薄ミュにカムバック!「どこまでも夢を見させてくれる作品」

2022年4月22日 21:30 9

「ミュージカル『薄桜鬼 真改』斎藤一 篇」が本日4月22日に東京・品川プリンスホテル ステラボールで開幕。これに先駆け同日、囲み会見とゲネプロが行われた。

西田大輔が演出・脚本・作詞を手がける本作は、ゲーム「薄桜鬼」を原作とした「ミュージカル『薄桜鬼』」(以下薄ミュ)の最新作。2012年にスタートした薄ミュは、東京公演千秋楽となる27日に10周年を迎える。

囲み会見には、斎藤一役の橋本祥平らキャスト6人が出席。2016年の「ミュージカル『薄桜鬼』HAKU-MYU LIVE 2」以来、約6年ぶりに薄ミュカンパニーに復帰した橋本は「薄ミュは俳優を志すきっかけになった大切な作品です。今回もう一度薄ミュに呼んでいただいて、『一体どこまで自分に夢を見させてくれる作品なんだろう』と感じました。10周年という節目に、斎藤一として舞台に立てることを本当にうれしく思います」と思いをかみしめた。

小学生のときから薄ミュのファンだったという雪村千鶴役の牧浦乙葵は、今回初めて薄ミュの舞台に立つ。「まさか自分が出演させていただけるとは……。薄ミュは“幸せカンパニー”だと聞いていましたが、実際に参加してみて本当にそうなんだなと感じました。私も、歴代のキャストさんたちがつないできた思いを背負ってがんばります」と意気込みを語る。土方歳三役の久保田秀敏は「乙葵ちゃんのお母さんが土方推しだと聞いて、心の中でガッツポーズをしておりました(笑)」と牧浦に視線を送りつつ、「新選組の『未来を変えてやるんだ』という信念と、僕たちの『必ず良い作品にしよう』という思いが重なって、一致団結して稽古してきました。土方として、自分の役割をしっかり果たしたいと思います」と意欲を見せた。

薄ミュ初参加となる沖田総司役の北村健人は「私事ですが、俳優を始めて10年になりました。上京して3・4年目くらいの頃に初めて薄ミュを観て、『なんてカッコいい作品なんだろう』『絶対にこの作品に出たい』と思っていたので、この記念すべき公演に沖田として出演できることが本当にうれしいです」と感慨深げに述べる。

シリーズ2作目から近藤勇役で出演している井俣太良は「10年間同じ役をやらせていただく機会はほぼないので、こんなに幸運なことはありません」とコメント。同じく薄ミュに長く携わっている風間千景役の鈴木勝吾は「初演時、新選組のような気持ちで舞台に臨んでいました。原作ものの作品に出ているだけで冷ややかな反応をされていた時代もありましたが、キャスト・スタッフ、それぞれの努力が実り、2.5次元ミュージカルというジャンルを確立することができたのだと思います。果たして僕らは時代に選ばれ続けることがでるのか、それとも裏切られるのか。俳優として、そういったことを考えるきっかけになる作品が、この薄ミュだと思います」と言葉に力を込めた。

「今作の見どころは?」という話題になると、井俣が「男たちが上裸になるシーンがあるので、『男の子ってバカだな、かわいいな』と思いながら観ていただけると(笑)」とアピールし、キャスト陣の笑いを誘う。また牧浦が「こんなにも風間に好き勝手されている千鶴ちゃんは、これまでいなかったんじゃないでしょうか?(笑) ぜひその場面を楽しんでいただければと思います」とコメントすると、鈴木が「好き勝手したって良いだろ! 1回も結ばれてないんだから!」と悔しそうな表情で切り込む。そして最後に橋本が「桜は散ってしまいましたが、その代わりに舞台上でたくさん桜が咲きますので、その美しい様をご覧いただけたら」と呼びかけ、会見を締めくくった。

上演時間は休憩ありの約3時間。東京公演は4月27日まで。その後、5月1日から5日まで京都・京都劇場で上演される。4月27日17:00開演回、5月5日17:00開演回にはライブ配信を実施。また9月22日には、本作のBlu-ray / DVDが発売される。

「ミュージカル『薄桜鬼 真改』斎藤一 篇」

2022年4月22日(金)~27日(水)
東京都 品川プリンスホテル ステラボール

2022年5月1日(日)~5日(木・祝)
京都府 京都劇場

原作:オトメイト(アイディアファクトリー・デザインファクトリー)
演出・脚本・作詞:西田大輔

キャスト

全文を表示

(c)アイディアファクトリー・デザインファクトリー/ミュージカル『薄桜鬼』製作委員会