「扉をあけるその先に」伊東健人・梶裕貴・高木渉らが江戸木版画摺師と共演 (original) (raw)

「扉をあけるその先に~北斎からドビュッシーまで、響く波の広がり~」が、7月14日から17日まで東京・すみだトリフォニーホール 小ホールで上演される。

作・演出を保科由里子が手がける本公演では、19世紀後半から20世紀前半のフランス・パリを舞台としたドラマリーディングが展開。マネやドガ、モネやゴッホ、ルノワールといった画家たちがひしめき合っていたその時代、画家たちはこれまでの芸術家たちが縛られてきた描写のルールに疑問を持ち始め、葛藤しながら創作活動を続けていた。あるとき日本から届いた郵送物の包み紙を見たマネやドガは大騒ぎ。それは葛飾北斎が描いたイラスト画だった。その自由な表現に心を動かされた画家たちは、こぞって北斎や浮世絵をまねするようになり……。

本公演には伊東健人梶裕貴高木渉土田玲央土屋神葉西山宏太朗橋本全一畠中祐濱健人代永翼が出演。彼らは江戸木版画摺師の鉄井裕和と共演し、劇中では鉄井が北斎の浮世絵を摺り上げる。なお回によって出演者が異なるため、出演スケジュールは公式サイトで確認しよう。チケットの一般販売は7月1日にスタートする。

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「扉をあけるその先に~北斎からドビュッシーまで、響く波の広がり~」

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