シュレック役はspi、キャスト解禁 (original) (raw)

「シュレック・ザ・ミュージカル」トライアウト公演の出演者が決定した。

本公演では全キャストオーディションが行われた。1300通の応募の中から役を射止めたのは、主人公・シュレック役のspi、フィオナ役の福田えり、しゃべるロバ・ドンキー役の吉田純也、ファークアード卿役の泉見洋平。また、ジンジャーブレッドマンほか役で岡村さやか、ドラゴンほか役で須藤香菜、ピノキオ役で新里宏太が出演する。

spiは「僕は王子様系ミュージカル俳優でもなく、トレンディ俳優でもない、モンスター系ミュージカルモンスター俳優なのでシュレックを絶対やってみたいという気持ちがあり、オーディションに参加させていただきました」と経緯を語り、「みんなの想いを背負って、楽しんでやりたいと思ってます!」と意気込んだ。また、福田は「フィオナはプリンセスではありますが、かなり個性的なキャラクターでもあるので、自分なりのフィオナを作り上げていきたいです」と役作りへの思いを語った。

本作は、2001年に制作されたドリームワークスのアドベンチャーコメディ映画「シュレック」を、デヴィッド・リンゼイ=アベアーの脚本・作詞、ジニーン・テソーリの作曲で送るミュージカル版。2008年にアメリカ・ニューヨークのブロードウェイで幕を開け、今回、短縮バージョンのトライアウト公演として日本に上陸する。翻訳・訳詞は小島良太、演出・振付は岸本功喜。劇中では囚われの姫フィオナを救い出すことになった怪物シュレックの物語が描かれる。公演は東京・東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)にて、8月15日のプレビューを経て、8月16日から28日まで行われる。チケットの一般販売は7月16日10:00にスタート。

spi コメント

spiです。

僕は王子様系ミュージカル俳優でもなく、トレンディ俳優でもない、モンスター系ミュージカルモンスター俳優なのでシュレックを絶対やってみたいという気持ちがあり、オーディションに参加させていただきました。今回やらせていただけることになって本当に嬉しいです。みんなの想いを背負って、楽しんでやりたいと思ってます!

福田えり コメント

全キャストオーディションというのを見て、チャレンジしたいと思いました。フィオナ役に決まったと連絡をいただいた時はビックリしすぎて「私がフィオナですか!?」と何度も確認してしまいました。フィオナはプリンセスではありますが、かなり個性的なキャラクターでもあるので、自分なりのフィオナを作り上げていきたいです。映画を知っている方も知らない方も、シュレックと個性豊かなキャラクター達が織りなす物語に、笑顔になっていただけると思います。今年の夏は、ぜひシュレックの世界へ遊びにいらしてください。劇場でお待ちしています!

吉田純也 コメント

いつまでもチャレンジするという気持ちを胸に、実に4年ぶりに「オーディション」に挑みました。結果をいただいた瞬間は外にいたので、飛び跳ねて喜びたい気持ちをグッと抑えただひたすら「ありがとうございます、ありがとうございます!」と心の中で連呼していました。映像ではエディ・マーフィーさん、山寺宏一さん、舞台ではダニエル・ブレーカーさんと、憧れの俳優さんが演じていらっしゃるドンキー。尊敬と感謝の念を心に宿し全力でチャレンジします。

泉見洋平 コメント

アニメ版を観て、「実写版があったらどんな俳優さんが演じるのだろう?」なんて思っていたら、オーディションがあると聞き、是非挑戦してみようと思いました。ファークアード卿は、初めて観た時から演じたいキャラクターでした。ただ、実際に人が演じるとなると、「どうやって表現するのだろう?」と興味深く観ていたので、ミュージカル版の映像を観て、衝撃でした! 人と人との距離が寂しい時代ですが、“生”の舞台で“心”をいっぱい動かして頂ければ幸いです。「2022年夏休み」の想い出に、しっかり“体温”を感じて頂けるように、汗多めで頑張ります!

小島良太 コメント

オーディションには本当にたくさんの個性的なアクター / アクトレスの皆さんにご応募いただきました。熟年のベテランの方から未来有望な若く才能がある方々まで見させていただき、とても楽しい作業でした! 悩みながらも選ばせていただいたキャストの皆さんと日本版シュレックを作っていくのが楽しみでなりません!

コメディという言葉は古代ギリシャ語のkomos(お祭りの行列)とoide(歌)から由来するのですが、このコメディミュージカルはまさにそれを体現する、面白カッコいい歌にあふれたお祭りのような作品です。集まったキャストの皆さんの歌唱力の素晴らしさもさることながら、皆さんからシンプルに「歌」と「楽しいこと」が大好きなお祭り人間の匂いを感じます! そんなキャストが織りなす、笑って泣ける「シュレック・ザ・ミュージカル」を是非観にいらしてください!

岸本功喜 コメント

全キャストオーディションと聞いたとき、チャレンジングな企画にわくわくと不安が半分半分でした。この期間でそれだけ個性的で実力ある方に集まっていただけるのか。なにせ難しい役が多く、短縮バージョンなのでキャストの数も少なく一人一人に多くのスキルが求められます。しかし、蓋を開けてみれば不安は一瞬で消し飛びました。信じられないくらい多くのご応募をいただき、頭を抱えて悩むほど素晴らしい才能を持った方々に出会え、オーディションが私にとって特別な体験になったほど楽しかったです。そして選び抜かれた個性的かつ魅力的な実力派キャストとともにこの夏を過ごせることが楽しみで仕方ありません。さて、どのように仕上がるかはぜひ皆様の目で直接ご覧になってください。劇場でお待ちしております。

清水麻利子プロデューサー コメント

全キャストオーディションの発表から約1か月という無謀なスケジュールで、この度、キャストが決定いたしました。短い期間にもかかわらず、想像を超えるたくさんの方に応募を頂きました。本当に感謝しております。ポテンシャルのある方々が本当にたくさんいらっしゃる事を知ることができて、日本のミュージカル界の未来は明るい!と感じております。応募者の中から、それぞれのキャラクターに合った方という視点で純粋に選ばせていただきました。このキャストなら、自信をもっておススメできる作品になる事は間違いありません! 子供価格を設定するなど、チケット料金もお求めやすい金額になっています。ミュージカル初心者の方も、家族連れの方も、ぜひ、この夏、たくさん笑いに劇場にお越しいただけると幸いです。

※尚、今回上演するのは、ブロードウェイで上演された作品の短縮バージョン(TYAバージョン)で、トライアウト公演という形態になりますが、近い将来、フルバージョンでの上演も予定しております。

「シュレック・ザ・ミュージカル」トライアウト公演

2022年8月15日(月)~28日(日)※8月15日はプレビュー公演
東京都 東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)

原作:ドリームワークスアニメーション「シュレック」 / ウィリアム・スタイグ「みにくいシュレック」
脚本・作詞:デヴィッド・リンゼイ=アベアー
作曲:ジニーン・テソーリ
翻訳・訳詞:小島良太
演出・振付:岸本功喜

キャスト

シュレック:spi
フィオナ:福田えり
ドンキー:吉田純也

ジンジャーブレッドマン ほか:岡村さやか
ドラゴン ほか:須藤香菜
ピノキオ:新里宏太

ファークアード卿:泉見洋平

鎌田誠樹、鈴木たけゆき、熊澤沙穂、岩崎巧馬、大井新生、澤田真里愛、石田彩夏、大村真佑、小金花奈(Wキャスト)、矢山花(Wキャスト)

※岩崎巧馬の「崎」は立つ崎が正式表記。

全文を表示

※2022年8月22日追記:8月18日から24日までの公演は新型コロナウイルスの影響で中止になりました。シュレック役はspiに代わり鎌田誠樹、オオカミ役は鎌田誠樹に代わり岩崎巧馬が演じます。