とくお組、14年ぶりの新宿シアタートップス公演「スナイパーズ」(コメントあり) (original) (raw)

とくお組「スナイパーズ」が、12月7日から11日まで東京・新宿シアタートップスで上演される。

「スナイパーズ」は、主宰の徳尾浩司が作・演出を手がける新作公演。とくお組が新宿シアタートップスに登場するのは、2008年に上演された「エヌ氏の晩餐会」以来、約14年ぶりとなる。「スナイパーズ」には、とくお組の篠崎友、堀田尋史、鈴木理学柴田洋佑、高良真秀に加え、林雄大、劇団スパイスガーデンの山中雄輔がキャスティングされた。

上演決定に際し、徳尾は「子どもの頃から物語における『殺し屋』という存在に魅力を感じていました」「でも、彼らの日常って一体どんな感じなのだろう。バラエティを見て笑ったり、タンスの角に足の小指をぶつけたり、やよい軒でご飯をお替わりしたりするのでしょうか。今回の劇場は新宿ということもあって、舞台奥の扉を思いっきり開けて、本当に歌舞伎町のターゲットを狙いながら、今の日本を見つめてみたいと思います」と本作で扱う題材について説明した。

チケットの一般販売は11月5日10:00にスタート。

徳尾浩司コメント

子どもの頃から物語における「殺し屋」という存在に魅力を感じていました。映画で言えば「レオン」、漫画で言えば「ゴルゴ13」、「シティハンター」などが思い浮かびます。星新一の「殺し屋ですのよ」も傑作です。現実にいるのかいないのか定かではない、曖昧な存在。共通するイメージは、孤独で冷徹なプロフェッショナル、といったところでしょうか。でも、彼らの日常って一体どんな感じなのだろう。バラエティを見て笑ったり、タンスの角に足の小指をぶつけたり、やよい軒でご飯をお替わりしたりするのでしょうか。今回の劇場は新宿ということもあって、舞台奥の扉を思いっきり開けて、本当に歌舞伎町のターゲットを狙いながら、今の日本を見つめてみたいと思います。

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