「りんご」開幕に屋良朝幸「世界中の方に観てもらいたい」 (original) (raw)

ミュージカル「りんご」開幕、屋良朝幸「世界中の方に観てもらいたい」

2022年11月21日 17:24 7

ミュージカル「りんご」が、去る11月19日に東京・自由劇場で開幕。これに先駆け、ゲネプロと取材会が行われた。

青木豪が脚本、荻田浩一が演出を担う本作は、りんごの自然栽培に取り組んだ、青森のりんご農家・木村秋則の実話をもとにしたミュージカル。木村役を屋良朝幸が務め、このほかの出演者には梅田彩佳Micro(Def Tech)、細貝圭林アキラ上川一哉岸祐二吉沢梨絵松澤一之らが名を連ねた。

取材会には、屋良、梅田、Micro、そして木村が登壇。屋良は「やっと幕が開くんだという高揚感でいっぱいです。お客さまにどう観てもらえるのかがすごく楽しみです」と語る。梅田は「あともう少しで幕が開くんだと思うとドキドキが止まらないです。私たち自身も(出演していて)すごく楽しくて、感動して涙が出そうになるし笑えるし、本当に感情がいっぱい動く忙しいミュージカルになっています。お客さまにも、観たあとに楽しかったけどすごいねって。りんごを買って帰ろう!って言ってただけたら良いなと思います」と話した。

Microは「僕は舞台経験が少ないんですが、このカンパニーの皆さんがいろんなアドバイスと知恵をくださり、こんなに仲の良いカンパニーがあるだろうかというくらい幸せな時間を過ごさせていただきました。ここからショウ・マスト・ゴー・オンということで、今日から千秋楽まで走り抜きます」とコメント。木村は、ゲネプロを観たあとの感想を「(舞台が)始まった直後から涙涙で、マスクが涙で濡れてしまって取り替えたというくらい、身体中の涙が出たくらいの感激でした。ミュージカルは初めてだったんですが、舞台以上の見応えと感動がありました。本当に素晴らしかったです」と話す。

屋良は「もちろん観に来てくださった方には楽しんで!という気持ちもあるけど、木村さんがずっと戦ってきてくださったことを、僕たちの世代や次の世代がどうつなげていけるか考えてもらえる作品になれば良いなと思っています。今回は東京だけですが世界中の方に観てもらいたい」と作品への思いを述べた。上演時間は、休憩を含む約2時間20分。公演は12月7日まで。

オリジナルミュージカル「りんご」

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