渋沢栄一の養子・渋沢平九郎を中心に描く、青春群像劇の和製オペラ (original) (raw)

渋沢平九郎プロジェクト実行委員会「歌劇 幕臣・渋沢平九郎」が、12月11日に埼玉・狭山市市民会館 大ホールで上演される。

本作は幕末時代の若き志士・渋沢平九郎の生涯を描く、日本語の創作オペラ。昨年に初演され、その後再演もされた。渋沢平九郎は農民生まれで、いとこの渋沢栄一の見立て養子として幕臣になり、若くして飯能戦争に散った。作中では、渋沢平九郎が兄の尾高惇忠や尾高長七郎、そして渋沢栄一や渋沢成一郎らと共に維新回天の推進力として幕末動乱期を駆け抜ける様子が、オリジナルの歌と楽曲に乗って、青春群像劇のスタイルで描かれる。

主人公の渋沢平九郎を男性ボーカルユニット・SiriuSの大田翔が演じるほか、彰義隊の頭取でのちに実業家として大成功を収めた渋沢成一郎役を杉尾真吾、富岡製糸場の初代場長・尾高惇忠役を岩鶴優太が担う。また尾澤栄一が、日本資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一役を前回公演から続投。渋沢平九郎の幼なじみとして登場するオリジナルキャラクター・ゆきを田井友香が演じる。

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渋沢平九郎プロジェクト実行委員会「歌劇 幕臣・渋沢平九郎」

2022年12月11日(日)
埼玉県 狭山市市民会館 大ホール

作曲:西下航平
脚本:酒井清
指揮:池田開渡
演出:磯野隆一
出演:大田翔、田井友香、岩鶴優太、上田誠司、杉尾真吾、井出壮志朗、尾澤栄一 ほか

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