市川團十郎・宮舘涼太ら出演「SANEMORI」開幕 (original) (raw)
初春歌舞伎公演 市川團十郎襲名記念プログラム「SANEMORI」が、本日1月6日に東京・新橋演舞場で開幕した。
これは市川團十郎が、襲名後初めて新橋演舞場で行う公演。出演者には團十郎、宮舘涼太(Snow Man)らが名を連ねている。「SANEMORI」は古典歌舞伎「源平布引滝」より「実盛物語」を主軸にした歌舞伎作品。2019年に海老蔵の自主公演「ABKAI」の第5回で上演された。
團十郎は「今回の『SANEMORI』は2019年以来の再演となりますが、宮舘涼太さんが木曽先生義賢と源義仲の父子二役を勤めるなど、脚本や演出なども練り直しての上演です。より磨き上げた舞台にするべく、皆で稽古を重ねてきました。歌舞伎を観るのが初めてのお客様にも存分に楽しんでいただける作品ができたと信じております。本作を通して『源平布引滝』の魅力を再発見していただけたら幸甚です」とコメント。
宮館は「Snow Manとして毎年新橋演舞場に立たせていただいておりますが、今回は宮舘涼太として舞台に立ち、皆様に生き様、幸せ、歌舞伎の魅力、表現できる喜びを感じながら演じていきたいと思います」とメッセージを送った。公演は1月27日まで。
市川團十郎コメント
新年おめでとうございます。
昨年11月、12月、歌舞伎座で十三代目市川團十郎白猿を襲名披露させていただきました。新橋演舞場の初春公演には平成20年より出演しておりますが、本年は團十郎として初めての正月の舞台でもありますので、いつも以上に身の引き締まる思いです。
團十郎の名跡を継ぐことは同時に、古典を継承し発展させていく責務を背負うことでもあると感じております。初代團十郎から続く、古典を守りながら新たな歌舞伎の創造へ挑戦していく姿勢を、私も十三代目としてしっかりと受け継いでいく所存です。
今回の「SANEMORI」は2019年以来の再演となりますが、宮舘涼太さんが木曽先生義賢と源義仲の父子二役を勤めるなど、脚本や演出なども練り直しての上演です。より磨き上げた舞台にするべく、皆で稽古を重ねてきました。歌舞伎を観るのが初めてのお客様にも存分に楽しんでいただける作品ができたと信じております。本作を通して「源平布引滝」の魅力を再発見していただけたら幸甚です。
宮舘涼太コメント
この度は「SANEMORI」に参加させていただける事を大変嬉しく思います。
お話をいただいてから初日を迎えるにあたり、沢山の方々から愛の溢れるご指導をいただきました。
Snow Manとして毎年新橋演舞場に立たせていただいておりますが、今回は宮舘涼太として舞台に立ち、皆様に生き様、幸せ、歌舞伎の魅力、表現できる喜びを感じながら演じていきたいと思います。