青年団「日本文学盛衰史」吉祥寺で開幕 (original) (raw)

青年団「日本文学盛衰史」ツアーを経て吉祥寺で開幕

2023年1月14日 10:42 86 11 ステージナタリー編集部

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青年団「日本文学盛衰史」が、昨年12月の北海道・岩手公演を経て、昨日1月13日に東京・吉祥寺シアターで開幕した。

開幕に際し作・演出を手がける平田オリザは「豊岡演劇祭から北海道、東北ツアーを経て、ついに吉祥寺シアターでの再演です。上演ごとにパワーアップを繰り返し、今日に至りました。ぜひ、多くの皆さんにご覧いただければと願います」とコメントした。

2018年に初演された「日本文学盛衰史」は、高橋源一郎の同名小説を下敷きにした青春群像劇。北村透谷、正岡子規、二葉亭四迷、夏目漱石の通夜のあとの宴席を舞台に、日本近代文学の黎明期が描かれる。なお平田は、本作で第22回鶴屋南北戯曲賞を受賞した。東京公演は1月30日まで。本公演はその後、2月2日から6日まで兵庫のAI・HALLでも上演される。

青年団 第96回公演「日本文学盛衰史」

※高橋智子の「高」ははしご高が正式表記。