「鳳凰祭四月大歌舞伎」に「新・陰陽師」ほか (original) (raw)
歌舞伎座新開場十周年記念「鳳凰祭四月大歌舞伎」が、4月2日から27日まで東京・歌舞伎座で上演される。
「鳳凰祭四月大歌舞伎」は昼夜2部制。昼の部では、夢枕獏の小説「陰陽師 瀧夜叉姫」を原作に、市川猿之助が脚本・演出を担う「『新・陰陽師』滝夜叉姫 蘆屋道満宙乗り相勤め申し候」が披露される。安倍晴明を中村隼人、源博雅を市川染五郎、平将門を坂東巳之助、滝夜叉姫を中村壱太郎、興世王を尾上右近、桔梗の前を中村児太郎、俵藤太を中村福之助、大蛇丸を中村鷹之資、三上山の山姥を市川門之助、そして蘆屋道満を猿之助が勤める。
夜の部には片岡仁左衛門と坂東玉三郎による「与話情浮名横櫛」と、尾上松緑・尾上左近親子による「連獅子」がラインナップされた。「与話情浮名横櫛」は昨年6月に上演予定だったもので、今回は中止公演に続き仁左衛門が与三郎、玉三郎がお富に扮する。「連獅子」では、松緑が狂言師右近後に親獅子の精、左近が狂言師左近後に仔獅子の精、そして片岡亀蔵が僧蓮念、河原崎権十郎が僧遍念を演じる。チケットの販売は3月14日10:00にスタート。
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歌舞伎座新開場十周年記念「鳳凰祭四月大歌舞伎」
2023年4月2日(日)~27日(木)
東京都 歌舞伎座
昼の部
「新・陰陽師 滝夜叉姫 蘆屋道満宙乗り相勤め申し候」
夜の部
一、「与話情浮名横櫛」
二、「連獅子」
作:河竹黙阿弥
出演
狂言師右近後に親獅子の精:尾上松緑
狂言師左近後に仔獅子の精:尾上左近
僧蓮念:坂東亀蔵
僧遍念:河原崎権十郎