人生の活力に、舞台「ブルーロック」開幕 (original) (raw)

舞台「ブルーロック」が、昨日5月4日に大阪・サンケイホールブリーゼで開幕した。

「ブルーロック」は金城宗幸が原作、ノ村優介がマンガを担当するサッカーマンガ。劇中では、日本をワールドカップ優勝に導くストライカーを育てるためのプロジェクト“ブルーロック(青い監獄)”に集められた高校生たちの物語が描かれる。初の舞台化となる今回は、脚本・演出を伊勢直弘が手がける。

初日を前に昨日行われた記者会見にはキャストたちが出席。主人公・潔世一役の竹中凌平は「みんなで1つのところを目指していけました。すごく充実した時間が過ごせました」と稽古を振り返り、「キャラクターの成長を観ていると心が熱くなります」と話す。また蜂楽廻役の佐藤信長は「試合のシーンで熱くなれるはず」、國神錬介役の松田昇大は「舞台ならではのスピード感があります」、千切豹馬役の佐伯亮は作中で4試合が展開することに触れて「全試合、テイストが違います」とそれぞれ見どころを語る。

凪誠士郎役の小坂涼太郎は「運動量がすごくて本物のサッカーの試合を観に来ている感覚」、御影玲王役の菊池修司は「映像の演出が作品にマッチしています」とコメントした。またサッカーが上手な出演者は誰かと問われると、出席者全員が小坂の名前を挙げる。佐藤は「目の前でシュートを見たときの迫力がすごかった」と驚いたことを明かした。

最後に竹中が「原作をリスペクトして、忠実に作られています。また、生身の人間が演じることで、観てくださる人の人生の活力になる作品になっています」とメッセージを送り、会見は終了した。大阪公演は5月7日まで行われ、その後は11日から14日まで東京・サンシャイン劇場でも上演される。なお大阪公演、東京公演の千秋楽では、DMM TVで配信が行われる。

舞台「ブルーロック」

2023年5月4日(木・祝)~7日(日)
大阪府 サンケイホールブリーゼ

2023年5月11日(木)~14日(日)
東京都 サンシャイン劇場

原作:金城宗幸、漫画:ノ村優介(講談社「週刊少年マガジン」連載)
脚本・演出:伊勢直弘

キャスト

(c)金城宗幸・ノ村優介・講談社/舞台「ブルーロック」製作委員会

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