キ上の空論10周年記念「幾度の群青に溺れ」 (original) (raw)
キ上の空論10周年記念公演、SF(すこし・ふしぎ)を描く「幾度の群青に溺れ」
2023年5月10日 15:40 4
キ上の空論 10周年記念公演 「幾度の群青に溺れ」が、7月5日から9日まで東京・紀伊國屋ホールにて上演される。
これは、2013年に中島庸介が旗揚げしたキ上の空論の10周年記念公演。中島が作・演出を担う本作では、ある教団を批判したタレントの失踪事件をきっかけに動き出した物語が、ホストクラブの店長・太田マドカを中心に描かれる。教団幹部に上り詰めていた旧友、怒る旧友の家族、別の友人の秘密、暴走する教団と世間の存在を前に、太田の視界はおぼろげになっていき……。
中島は「客席20席から始まった『キ上の空論』も、2023年で、旗揚げから10年となります。この10年たくさんの困難がありましたが、こうして創作活動を続ける事ができたのは、支えてくださったお客様と関係者のおかげでございます。心から感謝致します。今回は『10周年記念公演』と銘打ち、私が憧れていた劇場の一つ『紀伊國屋ホール』で新作公演を上演致します。本作で描くのはSF(すこし・ふしぎ)。漫画のような設定を、口語演劇で、『ありそうでない日常』として展開していきます。10周年記念ではありますが、なるべく、いつも通りで……どうぞよろしくお願いいたします」とコメントした。
出演者には高柳明音、町田慎吾、藤原祐規、久下恭平、竹石悟朗、富田麻帆、高橋明日香、藍澤慶子、平山佳延、高木俊、名塚佳織、美里朝希、田名瀬偉年、シミズアスナ、陽和ななみ、小林宏樹、熊手萌、楓菜々、花音、濱尾咲綺、河村凌、村田充が名を連ねた。チケットの一般販売は6月10日10:00にスタート。