今江大地・橘花梨ら出演「夕」幕開け (original) (raw)
LEGEND STAGE PRODUCE「夕-ゆう-」が、昨日6月30日に東京・シアターサンモールで開幕した。
宅間孝行作「夕-ゆう-」は、東京セレソンデラックスの2003年初演作。劇中では、長崎の民宿・あいかわを舞台に、男女の幼なじみが大人へと成長する中で、家族や友人と過ごした日々がハートフルに描かれる。今回は、2019年に演出を手がけた田邊俊喜が再び担当。主人公・相川元弥を今江大地、元弥の幼なじみ・三上夕を橘花梨が演じ、そのほか松本旭平、藤麻理亜、山崎雅志、齋藤陽介、三上俊、師富永奈、平子かな、篠原孝文、中村誠治郎、森大、小玉久仁子、ザンヨウコ、武藤晃子が出演する。
開幕に際し、今江は「個性豊かな登場人物たちが、物語を楽しく展開してくれます。めっちゃ笑えてちょっと泣ける。そんな作品だと思っています」と本作をアピール。橘は「頑張り屋さんで、人想いで、人間らしい『夕』ちゃんが、本当に愛おしく、大好きです。是非、長崎のとある民宿を覗きに来てみてください。頑張るばい!!」と意気込みを述べた。
田邊は「色んな事が便利になっていき、デジタルになっていく時代の変化の中で、演劇はアナログだからこそ面白い。いつの時代も、何に関しても、言葉にして伝えていくことの尊さみたいなものを。人と人。沢山の方にこの作品を通して届きますように」と期待を込めた。
上演時間は休憩なしの約2時間20分。公演は7月9日まで。
今江大地コメント
はじめまして。
舞台「夕」で相川元弥役で出演します今江大地です。
約1ヶ月、共演者の方々とみっちり稽古をしてきました。無事に本番を迎えられること、これまで積み重ねてきた経験を劇場にお越しくださる方々にお見せできることが嬉しいです。この物語は、元弥と夕、幼馴染の2人を中心にたくさんの方の人生を描いたものです。
個性豊かな登場人物たちが、物語を楽しく展開してくれます。
めっちゃ笑えてちょっと泣ける。そんな作品だと思っています。
お時間がある方には是非観て欲しいです。劇場でお待ちしております。
橘花梨コメント
まずは座組全員元気に健康で初日を迎えられることを、本当に嬉しく思います。
個人的に稽古期間中は毎日、発見、挑戦、反省の連続でした。演出の田邊さんをはじめ、共演者の皆さんにも沢山導いていただき、前向きに模索してきました。
頑張り屋さんで、人想いで、人間らしい「夕」ちゃんが、本当に愛おしく、大好きです。
公演中も、とにかく嘘をつかず、大切に、新鮮に、丁寧に、逞しく夕として生きていけたらと思います。「夕」に携われたことは、私の人生において、宝物になりました。
全員野球のようなこの作品、皆さんと千秋楽まで全力で駆け抜けていきます。
どうか、一人でも多くのお客様の心にお届け出来ますように。是非、長崎のとある民宿を覗きに来てみてください。頑張るばい!!
田邊俊喜コメント
舞台「夕」
稽古、稽古、稽古の毎日を経て、思ったこと。
改めて。やっぱり、大好きな作品です。
そして、この尊敬する座組の皆様が愛をもって沢山育ててくれました。
いよいよ開幕です。
色んな事が便利になっていき、デジタルになっていく時代の変化の中で、演劇はアナログだからこそ面白い。いつの時代も、何に関しても、言葉にして伝えていくことの尊さみたいなものを。
人と人。
沢山の方にこの作品を通して届きますように。
是非、ご堪能ください!
LEGEND STAGE PRODUCE「夕-ゆう-」
※山崎雅志の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。
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