「坂道と共に成長した姿を!」ペダステTHE DAY1開幕 (original) (raw)

「舞台『弱虫ペダル』THE DAY 1(ザ・デイワン)」が本日8月4日に東京・天王洲 銀河劇場で開幕した。これに先駆け昨日3日、オフィシャル会見とゲネプロが行われた。

渡辺航のマンガ「弱虫ペダル」(秋田書店)を原作とした「舞台『弱虫ペダル』」(以下ペダステ)では、10周年を迎えた昨年から新シリーズがスタートし、キャストを一新した「舞台『弱虫ペダル』The Cadence!」が上演された。その続編となる今回は、前作に続き西田シャトナーが脚本、鯨井康介が演出を担い、メインキャストも続投。劇中では、主人公の小野田坂道が初出場するインターハイ1年目の1日目が描かれ、坂道が所属する総北高校、ライバルの箱根学園(以下ハコガク)と京都伏見高校が対決する。

オフィシャル会見には、坂道役の島村龍乃介のほか、今泉俊輔役の砂川脩弥、鳴子章吉役の北乃颯希、泉田塔一郎役の青柳塁斗、御堂筋翔役の新井將が参加した。前作より出演する島村は「初舞台となった昨年の『The Cadence!』では、同じく初めてロードバイクに乗った坂道と一緒に、僕も成長させてもらいました。今年は、坂道と共にもっともっと成長した姿を見せられたら」と意気込み、「僕たちの熱量をぜひ劇場で感じてください」と呼びかける。

同じく前作から続投する砂川は「昨年はまだわからないことが多く、怖さがありましたが、今年は少し余裕が生まれ、今泉俊輔についてより研究できました。さらに今回は、ライバルとして新たに加わったメンバーが“濃い”ので、間違いなくパワーアップした作品になっています」とコメント。北乃は「(過去のペダステに出演した)先輩方が稽古場に教えに来てくださり、自転車の乗り方や集団としての動き方を改めて勉強しました。さらに進化した姿を皆さんにお届けできると思います!」と自信を見せた。

本作からの参加となる青柳は「ハコガクの強さを示せるように、この日のためだけに筋肉を鍛えてきました! 自転車を漕ぐので、やっぱり脚を重点的に(笑)」とたくましい筋肉をアピール。また初参加の感想として「舞台『弱虫ペダル』は体力を使うとは聞いていましたが、(実際にカンパニーに加わって)自転車のフォーメーションや、動きとセリフの切り替えなど気を配る部分が多く、頭もすごく使う作品だなと」と驚きを語った。

同じく本作から参加する新井は「僕が作り上げた御堂筋が、皆さんにどのように受け入れられるのかとソワソワしています。ただ幕が上がれば、僕の全身の毛穴から“御堂筋”が勝手に飛び出してくるはず。楽しんだり気持ち悪がったりしていただけたら」とニヤリ。また最後のあいさつで、新井は「ここまで普通にお話しする姿を見せていますが、このような人間は舞台上には登場しません。(観客の皆さんは)きっと面白いものが観られるはず(笑)」とおちゃめに期待をあおった。

本作にはそのほか巻島裕介役の山本涼介、金城真護役の川崎優作、田所迅役の滝川広大、福富寿一役の高崎俊吾、荒北靖友役の相澤莉多、東堂尽八役のフクシノブキ、新開隼人役の百成瑛、真波山岳役の中島拓人らが出演する。

上演時間は休憩なしの約2時間10分。公演は8月13日まで。なお既報の通り、13日12:00開演回および17:00開演回では、見逃し配信付きのライブ配信が実施される。詳細は公式サイトで確認を。

(c)渡辺航(秋田書店)2008/舞台『弱虫ペダル』製作委員会