室龍太主演「危いことなら銭になる」 (original) (raw)

室龍太が主演を務めるNIKKATSU×LEGENDSTAGE CINEMATIC STAGE「危(ヤバ)いことなら銭(ゼニ)になる」が、10月に東京と京都で上演される。

これは映画会社の日活と、舞台制作会社のLEGENDSTAGEがタッグを組み、昭和を彩った名作をリメイクして令和によみがえらせるプロジェクト・シネマティックステージの第1弾。今回は1962年に公開された宍戸錠主演のコメディアクション映画「危いことなら銭になる」をもとにした舞台作品が上演される。

紙幣印刷用のミツマタ和紙108億円相当が、輸送中のトラックから強奪された。事件屋という裏稼業を生業とするジョーこと近藤錠次は、強奪犯の狙いが贋札作りだと察知する。ジョーは天才偽造職人・メイジンの身柄を先に抑え、贋札作りの首謀者に引き渡すことで大もうけしようと動き始めるが……。

舞台版では総合プロデュースを黒谷通生、脚本・演出を宮城陽亮が担当。出演者には室のほか、中島愛今江大地青柳尊哉竹内夢らが名を連ねた。上演に際し室は「派手で爽快なアクションとレトロな世界観と聞き今からワクワクが止まりません! まだ完全ではありませんが、活気を取り戻しつつあるエンタメを更に盛り上げながら沢山の方々にお届け出来るよう素敵なキャストさん、スタッフさんと力を合わせて臨みたいと思います」とコメントしている。

公演は10月7日から15日まで東京・ニッショーホール、21・22日に京都・京都劇場で行われる。チケットは9月上旬に発売予定。なお室のメッセージ全文と、中島、今江、青柳、武内からのコメントは以下の通りとなっている。

室龍太コメント

この度、「危いことなら銭になる」で近藤錠次役を務めさせていただきます。

数々の名作とスターを生み出した日活と、昭和を彩った名作を舞台化するという何とも素敵なお話をいただき大変嬉しく思います。

派手で爽快なアクションとレトロな世界観と聞き今からワクワクが止まりません!

まだ完全ではありませんが、活気を取り戻しつつあるエンタメを更に盛り上げながら沢山の方々にお届け出来るよう素敵なキャストさん、スタッフさんと力を合わせて臨みたいと思います。

中島愛コメント

坂本雅を演じさせていただきます、中島愛です。舞台に出演するのは約14年ぶりです。お芝居を観るのは大好きですが、舞台に立とうと決意することは、好きだからこそ躊躇ってしまっていたところがありました。ですが今回お話をいただいて、作品とキャラクターをひと目見た瞬間、無性に惹かれてしまう「何か」が数えきれないほどありました。煌びやかなレトロさ、そして雅のミステリアスさ、でもどこか純粋そうで......せっかくのこの出会いを逃したくない。絶対に掴みたい!という一心で、全身全霊で挑みたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします!

今江大地コメント

土方哲三は独自の計算方法で弾き出した確率から、ベストな行動をしたり、相手をプロファイリングし行動の先を読む。犯罪学の博士号を持つなど、クセのある天才です。

物語は派手で爽快なアクション!

スピーディーコメディということで、明るい笑い声が客席から聞こえてくる。そんな作品だと思います。

昭和の名作映画をこの令和に舞台として、公演を行えることがすごく楽しみです!

是非、観に来てください。

青柳尊哉コメント

60年前の映画が、この令和の時代に舞台作品として甦ります。

スクリーンの中でしなやかに激しく生きている登場人物たちを、次はステージで縦横無尽に飛び回れるよう全身で楽しみたいと思います。今、新たに生まれようとしているこの作品が、広く長く愛される戯曲となるよう、大切にそして大胆に、皆さまと一緒に最初の一歩を踏み出したいと思います。

劇場で皆様のご来場をお待ちしています。

竹内夢コメント

出演が決まってからこの映画を観させていただき、浅丘ルリ子さん演じるとも子の怖いもの知らずな活発さにとても目を惹かれました。

このテンポの良いコメディアクションをどう舞台に反映させていくか今からとても楽しみです。

運動神経抜群の多才なとも子なので、演じるにはかなりのプレッシャーがありますが、全身全霊で演じられたらと思います。

劇場でお会いできるのを楽しみにしています!

NIKKATSU×LEGENDSTAGE CINEMATIC STAGE「危(ヤバ)いことなら銭(ゼニ)になる」