AmBitious河下楽主演のミュージカル稽古場披露 (original) (raw)
AmBitiousのメンバー・河下楽が主演を務めるミュージカル「スライス・オブ・サタデーナイト」のオンライン公開舞台稽古が、昨日10月18日に行われた。
ミュージカル「スライス・オブ・サタデーナイト」は、イギリス発の1989年初演作。1960年代のイギリス・ロンドンにあるCLUB A Go-Goを舞台に、十代の若者たちの恋の悩みや葛藤がつづられる。劇中では30曲以上のロックンロールが披露されるが、今回のオンライン公開舞台稽古では本編から4曲が歌唱された。
舞台奥に2階建てのアクティングエリアが設置された稽古場でまず歌われたのは、冒頭のナンバーとなる「A Slice of Saturday Night」。これから夜の街に繰り出そうとする、若者たちの意気揚々とした姿が目に浮かぶような明るいナンバーで、出演者たちは手拍子を交えながら“ワクワク感”を演出した。そして、クラブオーナー・エリック役の川平慈英がスタンドマイクを手に「If You wanna Have Fun」で見せ場を作り、河下演じるリックが自らのふがいなさを歌い上げる「The Long Walk Back」でしっとりと歌声を響かせた。
演出の元吉庸泰は「どれもどこかで聞いたことがあるような曲になっています」と言い、“スウィンギング・ロンドン”と言われる文化の中での物語であると説明しつつ、「派手な衣裳も楽しんでいただければ」と見どころを語った。
最後に披露されたのは、リックとエリックが中心となってフロアを盛り上げる「Eric's Hokey-Cokey Shuffle」。全身を使った振付が目にも楽しいナンバーで公演への期待をあおり、オンライン公開舞台稽古は締めくくられた。
公演は11月3日から19日まで東京・よみうりホール、21日から23日まで大阪・松下IMPホール、28・29日に宮城・電力ホールで行われる。
ミュージカル「スライス・オブ・サタデーナイト」
※黒沢ともよ、ダンドイ舞莉花はWキャスト。
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