大人の麦茶の“特別メモリアル公演” (original) (raw)

旗揚げ22年目迎える大人の麦茶「すいません、どうかしてました。」主演はCandy Boy奥谷知弘

2023年11月14日 19:13 3

大人の麦茶 30.5杯目公演「すいません、どうかしてました。」が、来年1月12日から17日まで東京・新宿シアタートップスで上演される。

これは、来年1月に旗揚げ22年目を迎える大人の麦茶の“特別メモリアル公演”。作・演出を劇団最年少かつ、俳優部唯一の女性劇団員である今川宇宙が務める。作中では、教員・生徒合わせて約140名が忽然と姿を消したとある全寮制高校を舞台にした物語が展開。駆けつけたのは、除霊師に仕立て上げられた、ただのくたびれた大人たちで……。主演をCandy Boyのリーダー・奥谷知弘が担当。このほか、川原美咲、わかばやしめぐみ五味未知子らが出演者に名を連ねた。

上演に向け、大人の麦茶主宰の塩田泰造は「芝居が好きで、演じることが好きで、歌をつくって歌うのが好きで、絵を描くことが好きで、好きになったひとを大好きになる今川宇宙が、脚本を書き、演出をしたいと望むことは、雪が溶けて、川となって、山をくだり、谷を走るように、自然な自明の理だと思います。本人が本人の自然を知るその一助となれたのなら、一緒に芝居をつくってきた仲間として晴れがましさを感じます。『すいません、どうかしてました。』というタイトル……めっちゃ気合の入った芝居なのに、なんかずっこけてますよね。これは、自分でなんでも思いつける今川宇宙から『タイトルは泰造さんの言葉をもらいたいです』と言われ、気合い入れて考えたらずっこけてしまいました。すいません、どうかしてました。ぜひ、観にいらしてください」とコメントした。

また今川は「自分のことをダメだと思い込んでいる、ホントは全然ダメじゃない大人達に起きた大事件の物語をやります。お化けは出てきますが、怖い話ではないです。オトムギにいたからこの物語を思いつくことができたし、オトムギでしか出来ない作品に必ずなると思います。今回御一緒させていただく客演の皆様も本当に素敵で頼もしく、この座組でお届けする日がすでに、とても楽しみです。こんな、スーパーおおごとなのに、緊張や不安より楽しみが一番強い。この劇団の懐の大きさに改めて気付かされています。演劇愛を培った場所 大人の麦茶への感謝と愛を込めて作り上げます。是非見に来てください」と述べた。

チケットの一般販売は11月26日19:00にスタート。

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大人の麦茶 30.5杯目公演「すいません、どうかしてました。」

※宮原奨伍は声の出演。

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