「夢・桃中軒牛右衛門の」を流山児★事務所が上演 (original) (raw)
流山児★事務所「夢・桃中軒牛右衛門の」が12月10日に熊本・荒尾総合文化センター、17日から24日に東京・駅前劇場にて上演される。
本作は、孫文の辛亥革命に関わりがあった日本人革命家・宮崎滔天をモチーフに、宮本研が描いた「夢・桃中軒牛右衛門の」を、詩森ろばの脚色、流山児祥の演出により立ち上げるもの。1902年、滔天は桃中軒牛右衛門を名乗って浪曲師に弟子入りする。本作では、そんな滔天と彼を取り巻く人たちの生き様を描く。
上演に向けて流山児は「『夢・桃中軒牛右衛門の』は、宮崎滔天という自由民権の洗礼を受けた明治の青年が、多くの人を巻き込みながら、アジアを駆け巡る大河ドラマのような物語です。この劇で、滔天さんは革命に挫折し、浪花節語り(浪曲師)・桃中軒牛右衛門に転身し た男として登場します。《民衆革命》と《大衆芸能》がどのようにうねり交じり合うのか、それがこの劇の見どころの1つになっています。 自由と民主主義の危機 この時代、人権、 平和という理想を追い求め、つねに大衆の側にあろうとした滔天さんの熱い声が皆さんに届くようにー」とコメントした。
出演者には流山児のほか、シライケイタ、山崎薫、井村タカオ、杉木隆幸、伊藤弘子、上田和弘、甲津拓平、眞藤ヒロシ、木暮拓矢、霍本晋規、石本径代、三上陽永、五島三四郎、春はるか、本間隆斗、V・銀太が名を連ねている。
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流山児★事務所「夢・桃中軒牛右衛門の」
※山崎薫の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。
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