相葉裕樹ら出演「ながされ・る君へ」幕開け (original) (raw)
相葉裕樹が座長を務める「シンる・ひま オリジナ・る ミュージカ・る『ながされ・る君へ~足利尊氏太変記~』」が、本日12月28日に東京・明治座で開幕した。
これは2011年より演劇製作会社る・ひまわりと明治座により行われている“祭シリーズ”の新作舞台。脚本を池田テツヒロ、演出を原田優一、音楽をかみむら周平が担当し、出演者には相葉、内藤大希、石川凌雅、松田岳、前川優希、井澤巧麻、広井雄士、井深克彦、丘山晴己、井澤勇貴、伊藤裕一、加藤啓、大山真志、辻本祐樹、上口耕平、ROLLY、水夏希が名を連ねた。
第1部では、軍記「太平記」をモチーフにした、第一部「オリジナ・るミュージカ・る『ながされ・る君へ~足利尊氏太変記~』」が展開。やる気がなく、権力にも無頓着でたっだ家族とのんびり暮らしたい兄の足利尊氏(相葉)と、源氏の血にこだわり、兄にも期待している弟の足利直義(内藤)を中心としたストーリーが描かれる。
第2部「ショー『猿楽の日 1338~近頃都で流行るものフェスティバル』」では、“室町時代の音楽フェスティバル”を掲げ、都で流行している“猿楽アーティスト”たちがパフォーマンスを披露する。出演アーティストにはActSTONES、鹿るGENJI、新しい都のリーダーズ、THE ZEN、ナラジンという5ユニットがラインナップされた。
上演に向け座長の相葉は「最高の脚本と的確なディレクションを受けて、面白いだけではない重厚なミュージカルが出来上がったと思います!」と出来栄えに自信をのぞかせ、「最高の2023年の締めくくりになると思いますので、まだお時間がある方は、ぜひ、明治座に遊びにきていただき、一緒に年を越していただけたらと思います」と観客にメッセージを送る。
また演出・出演の原田は「脚本、音楽、振付なども全て含めて最高の材料を頂いて創作活動ができておりますので、これでおもしろくないわけがないです。いつも作品を作る時は出産のようだと言っているのですが、今回もいい子が産まれると思っております!」と思いを語った。
上演時間は休憩を含む約4時間。公演は12月31日まで行われる。なお31日20:00開演回ではカウントダウンセレモニーが開催されるため、上演時間は4時間30分を予定している。
相葉裕樹 コメント
最高の脚本と的確なディレクションを受けて、面白いだけではない重厚なミュージカルが出来上がったと思います! その緩急を楽しんでいただけたら嬉しいです。
二部のショーではキャラクターも変わるので、一部とはまた違った個性豊かなキャラクターをお楽しみください! 最高の2023年の締めくくりになると思いますので、まだお時間がある方は、ぜひ、明治座に遊びにきていただき、一緒に年を越していただけたらと思います。
内藤大希 コメント
同年代の出演者が多くて集中して楽しく、僕にとってはご褒美のような稽古期間を過ごさせていただいたので、その幸せな時間をお客様に年末に届けて、素敵な2023年の締めくくりにしたいなと思います。
(相葉さんについての質問に)座長の相葉さんの魅力は、長身と笑ったときに愛嬌のある笑顔と、第二部でも見られるような振り切った笑いのセンスだったり、舞台の真ん中に立つと求心力もあるというところだと思います。今回の舞台は相葉さんのいろんな魅力がたくさん詰まった作品になっていると思います!
石川凌雅 コメント
2023年をこんなに素敵で楽しい作品で締め括ることが出来て光栄です。
本当にワクワクしていて、皆さまにお届けするのが楽しみです。
周りの本気で楽しいものを作るぞ、という意気込みがすごく、ついていけるか最初はドキドキしていたのですが、今はそういう緊張感も背負って楽しみたいと思っております。
上口耕平 コメント
短い稽古期間でしたが原田さんの的確なディレクションのおかげで濃密に何度も芝居を深めることができたのでとてもしっかりした作品ができたぶん、2部とのギャップがものすごいことになっているので(笑)お客様にお届けするのが楽しみです。
原田さんの演出を受けて途中でディレクション最中にこういう風にやってほしいと再現されることが幾度もあるんですけどもうますぎる! おもしろすぎて思わず稽古場で拍手が起きるんですよ。
またいろいろ原田さんの演出受けたいなと思いました。
ROLLY コメント
明治6年に創建されたました明治座に、今年60歳になる私が初めて出演できたことは、私の人生にとって大変な事件でございます。最高に興奮しております。明治座はお食事処も大変充実しておりますし、楽屋もとても素敵なんです。ここに住みたいような気分です。亡霊として(笑)
水夏希 コメント
年末の“祭”シリーズは3回目の出演になります。お客様がワクワクされて開幕を待っていらっしゃるのが伝わってくるので、私も同じくらいワクワクしております。はりきって年末を迎えたいと思います。相葉さん率いる座組全体の雰囲気はすごく和やかで、だけど稽古はしっかり丁寧に積み重ねている感じです。座長の雰囲気が伝染するんじゃないかなと思っています。やるときはやるし、ふざけるときはふざけて、終始和やかな稽古場でした。
池田テツヒロ コメント
今回、るひまの“祭”シリーズに初参加なのですが、良い脚本がかけました。(笑)
この物語の元になった太平記は、暗くて長い悲劇です。でも年末の“祭”シリーズで、そんな悲劇は見たくないのではと思いまして、最終的にお客様が笑顔で帰れる仕掛けをご用意しておりますので、お楽しみに。
原田優一 コメント
今回で演出とキャストの両方を務める、“祭”シリーズの出演は3回目です。
脚本、音楽、振付なども全て含めて最高の材料を頂いて創作活動ができておりますので、これでおもしろくないわけがないです。いつも作品を作る時は出産のようだと言っているのですが、今回もいい子が産まれると思っております!
キャラクターに対しても、役者さんに対しても愛情をいっぱい注いでおりますので、どうぞお楽しみください。
「シンる・ひま オリジナ・る ミュージカ・る『ながされ・る君へ~足利尊氏太変記~』」
2023年12月28日(木)~31日(日)
東京都 明治座
脚本:池田テツヒロ
演出:原田優一
音楽:かみむら周平
出演
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