MONOが新作で人々の営みを俯瞰 (original) (raw)

MONO第51回公演「御菓子司 亀屋権太楼」が2月から3月にかけて大阪・東京・福岡・長野にて上演される。

これはとある和菓子屋を巡る物語。和菓子屋の亀屋権太楼は、経歴の捏造に端を発した騒ぎで存続が危ぶまれている。新しい社長は人格者と評判だから、彼なら大丈夫だと周囲は安心しているが……。

上演に向けて土田英生は「物語などを読んでいると、悪かった人が事件をきっかけに善人になったりする。また、別の話では仲間だった人が裏切って最後は敵になったりもする。仲の良かった兄弟が憎しみあったり、あんなに優しかった人が非道になったり。そんな時、当人はどんなことを思っているんだろう。そもそも人の性格とは変るものなのか、それとも相手との関係が変化するだけなのか」と指摘。そして「この作品の舞台は『亀屋権太楼』。江戸時代から続く老舗和菓子屋らしい。当時から食べられていた繊細なお菓子を今でも作り続けている。働く人はプライドを持ち、お客さんも褒めてくれている。しかし状況が変化すると途端に全ては変わってしまう。ある和菓子屋の歴史を俯瞰して、人々の営みを見つめる……そんな話です」とコメントした。

出演者には土田のほか、尾方宣久、奥村泰彦、金替康博高橋明日香立川茜水沼健 、渡辺啓太が名を連ねている。公演は2月22日から26日まで大阪・扇町ミュージアムキューブ CUBE01、3月1日から10日まで東京のザ・スズナリ、16・17日に福岡県 J:COM北九州芸術劇場 小劇場、23・24日に長野・サントミューゼ 上田市交流文化芸術センター 大スタジオで行われ、大阪・東京・福岡公演は1月14日、長野公演は20日に前売りをスタートする。

MONO第51回公演「御菓子司 亀屋権太楼」

2024年2月22日(木)~26日(月)
大阪府 扇町ミュージアムキューブ CUBE01

2024年3月1日(金)~10日(日)
東京都 ザ・スズナリ

2024年3月16日(土)・17日(日)
福岡県 J:COM北九州芸術劇場 小劇場

2024年3月23日(土)・24日(日)
長野県 サントミューゼ 上田市交流文化芸術センター 大スタジオ

作・演出:土田英生
出演:尾方宣久、奥村泰彦、金替康博高橋明日香立川茜、土田英生、水沼健 、渡辺啓太

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