ミュージカル「この世界の片隅に」小野塚勇人・小林唯ら全キャスト発表、すず&周平の扮装姿も(コメント / 動画あり) (original) (raw)

ミュージカル「この世界の片隅に」小野塚勇人・小林唯ら全キャスト発表、すず&周平の扮装姿も

2024年1月12日 12:00 30

ミュージカル「この世界の片隅に」のオールキャスト、本ビジュアルが解禁された。

このたび、主人公・浦野すずの幼なじみ・水原哲役を、劇団EXILEの小野塚勇人と、昨年12月をもって劇団四季を退団した小林唯がWキャストで務め、すずの妹の浦野すみ役を小向なるが演じることが明らかになった。さらに、白木美貴子、川口竜也加藤潤一飯野めぐみ家塚敦子、伽藍琳、小林遼介、鈴木結加里、高瀬雄史、丹宗立峰、中山昇、般若愛実、東倫太朗、舩山智香子、古川隼大、麦嶋真帆、桑原広佳、澤田杏菜、嶋瀬晴、大村つばき、鞆琉那、増田梨沙の出演も決定した。なお本作では既報の通り、すず役を昆夏美大原櫻子、すずの夫・北條周作役を海宝直人村井良大、すずと周作と三角関係になる白木リン役を平野綾桜井玲香、周作の姉の黒村径子役を音月桂が演じる。本ビジュアルには、昆と海宝、大原と村井の扮装姿が収められた。

出演決定に際し、小野塚は「何度か戦争を題材にした作品に出させていただく機会があり、役者というエンターテイメントの1つに入る仕事をしながら、その様な事実があって今の平和がある事を忘れてはいけないと作品に入るたびに改めて思います。大事に演じていきたい」、小林は「ミュージカルとして新しく生まれ変わるこの作品に参加出来ることを誇りに思うと同時に強い責任も感じています。作品と水原哲の真実をお届けできるよう誠実に丁寧に全力で挑みたいと思います」と語る。小向は「この作品に参加できることをとても嬉しく思います。そして、この素敵な作品を皆様に心を込めて届けたいと思います」と意気込みを述べた。

こうの史代のマンガ「この世界の片隅に」は、太平洋戦争下の広島県呉市に生きる人々の物語。これを原作としたミュージカル版では、脚本・演出を上田一豪が担う。音楽を手がけるのは、2014年の渡米から約10年ぶりに、ミュージカル音楽作家として再始動するアンジェラ・アキ。本作は5月9日から30日まで東京・日生劇場で上演されたあと、7月まで北海道・岩手・新潟・愛知・長野・茨城・大阪を巡演し、「この世界の片隅に」の舞台・呉市にある広島・呉信用金庫ホールで千秋楽を迎える。

ミュージカル「この世界の片隅に」速報PV

小野塚勇人コメント

この度、水原哲役を演じさせていただきます。この仕事を始めてからなのですが、何度か戦争を題材にした作品に出させていただく機会がありまして、役者というエンターテイメントの1つに入る仕事をしながらも忘れてはいけない日本の歴史であり、その様な事実があって今の平和がある事を忘れてはいけないと作品に入るたびに改めて思います。僕自身も毎回戦争を題材とした仕事に関わるときはしっかりとその出来事を忘れずに大事に演じていきたいと思います。そしてアンジェラ・アキさんが作り出す素晴らしい楽曲に乗せて皆様に「平和」を届けられたらなと思っています。

小林唯コメント

史実を背景にした本当にあったかもしれない物語。戦時中という今では考えられない過酷な環境下においても人の温かさがあったことを教えてくれる作品だと感じました。ミュージカルとして新しく生まれ変わるこの作品に参加出来ることを誇りに思うと同時に強い責任も感じています。作品と水原哲の真実をお届けできるよう誠実に丁寧に全力で挑みたいと思います。劇場を出た時に何か一つ大切なものを持ち帰って頂けますように。

小向なるコメント

私が5歳の頃、祖母が戦時中の話をしてくれたことがありました。当時は幼いなりに想像をして、別世界のことのように感じていたと思います。しかし本作品を通じて、その時代に生きた人たちが私たちと同様に日々の暮らしの中で悩み、そして幸せを感じているんだと知ることができ、祖母の話を聞いた時よりも非常に身近に感じられました。この作品に参加できることをとても嬉しく思います。そして、この素敵な作品を皆様に心を込めて届けたいと思います。

ミュージカル「この世界の片隅に」

2024年5月9日(木)~30日(木)
東京都 日生劇場

2024年6月
北海道 札幌文化芸術劇場 hitaru
岩手県 岩手県民会館 大ホール
新潟県 新潟県民会館 大ホール
愛知県 御園座

2024年7月
長野県 まつもと市民芸術館
茨城県 水戸市民会館 グロービスホール
大阪府 SkyシアターMBS
広島県 呉信用金庫ホール

原作:こうの史代「この世界の片隅に」(ゼノンコミックス / コアミックス)
音楽:アンジェラ・アキ
脚本・演出:上田一豪

キャスト

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