望海風斗が“最悪の王妃”演じる「イザボー」開幕 (original) (raw)

作・演出を末満健一が手がけ、望海風斗らが出演するミュージカル「イザボー」が、本日1月15日に東京・東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)で開幕する。

ミュージカル「イザボー」は、ワタナベエンターテインメントと末満がタッグを組むプロジェクト「MOJOプロジェクト -Musicals of Japan Origin project-」の第1弾。本作では、混沌の時代の中、愛と衝動のままに生きたフランスの“最悪の王妃”イザボー・ド・バヴィエールの生き様が描かれる。

出演者にはイザボー・ド・バヴィエール役の望海、シャルル7世役の甲斐翔真、シャルル6世役の上原理生、ブルゴーニュ公ジャン役の中河内雅貴、オルレアン公ルイ役の上川一哉、ダラゴン役の那須凜、ブルゴーニュ公フィリップ役の石井一孝らが名を連ねた。また音楽を和田俊輔が手がける。

宝塚歌劇団退団後、初めて日本のオリジナルミュージカルに挑む望海は「大変なこともありましたが、このように作品を作っていく過程は本当に楽しかったです」と話し、「セット、装置、照明、衣装、音楽と全部が合わさり、こんなに掛け算になるんだと、見どころだらけです。どのシーンも目が離せないです。いよいよ開幕しますが、皆様に観ていただけることを楽しみに作ってきました。明日から、お客様と熱い日々を過ごしていけたらと思っています」と観客にメッセージを送る。

甲斐は「ミュージカル界にはフランスのお話がたくさんありますが、その中でも、観たことのない演出の方法や表現をされているので、それがどうお客様に伝わるか楽しみ」と期待を口にし、「1番初めのシーンは皆様の盛り上がりが大切ですし、盛り上がっていただけないと僕が登場できません(笑)。心を開放して、ミュージカルを観に来たんだと感じていただけたらうれしいです」とコメント。

また石井は「イザボーは最悪の王妃だけど望海さんが演じるとキュートで最高なんですよ。望海さんのキュートさがこぼれ落ちてます!」と述べ、「末満さんが最初に『最悪とかダークなイメージがあるイザボ―を通して、希望や未来、真実を伝えたい』とおっしゃっていました」「ミュージカル界に風穴を開けるんじゃないかと手応えを感じています」と作品の出来栄えに自信をのぞかせた。

上演時間は休憩ありの約3時間。東京公演は1月30日まで行われ、その後は2月8日から11日まで大阪・オリックス劇場でも上演される。

MOJOプロジェクト -Musicals of Japan Origin project- ミュージカル「イザボー」