医師・高木兼寛を軸にしたLiveUpCapsules新作 (original) (raw)

LiveUpCapsules「須く、一歩進む」が3月29日から31日まで、東京・こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて上演される。

LiveUpCapsulesは村田裕子が代表を務める団体。今回は江戸から明治へと時代が変遷する中、英国で5年学び、“脚気”の研究に挑んだ薩摩藩出身の医師・高木兼寛を軸にした物語が展開する。上演に向けて村田は「高木兼寛は、事実を正面から受け止めて、対話ではなく、衝突を生もうとする動きに惑わされず、 ただ揺るぎなく一歩一歩前に進むのである。そんな未来の“高木兼寛”を、後押しする作品にしたいと思う」とコメントした。

出演者には西ノ園達大、秋野隆宏、秋葉陽司大川原直太、岡田篤弥、虎玉大介高山和之豊島歩根津茂尚、松本寛子、山形敏之、山崎大喜、山本悠樹、横関健悟が名を連ねている。

村田裕子コメント

昨今、私は不安なのである。

本当の事とは、事実とは何か。 その原因と結果の因果関係が判明しない限りは、事象ごと無きものとするのか。

インターネットの普及で、世界が狭くなっていくのに、世界は一つになるどころか、その境界線をはっきりさせるだけである。それだけではなく、その違いをことさらに煽っていやしないだろうか。富むものは富み、貧しき者はさらに貧しくなり、そして無用ないがみ合い罵り合いは、ついに物理的に傷つけあうところまで来てしまったと、世界各地で戦争が始まってしまったことで感じるのだ。

脚気治療の道筋をつけた高木兼寛は日本国内ではあまり有名ではない。

脚気の原因がビタミンB1の不足である、というところまで見つけられなかったからであろうか。しかしそれには、研究機器や、体制の進化が待たれたことで、高木一人の力では限界があり、高木の示した考え方や姿勢は評価さ れてしかるべきと思っている。実際、世界的な評価を得ている証拠として、ビタミン研究の偉人たちの名前として、南極に高木の名前が付けられた岬がある。

高木兼寛は、事実を正面から受け止めて、対話ではなく、衝突を生もうとする動きに惑わされず、 ただ揺るぎなく一歩一歩前に進むのである。

そんな未来の“高木兼寛”を、後押しする作品にしたいと思う。

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LiveUpCapsules「須く、一歩進む」

※山崎大喜の「崎」は立つ崎が正式表記。

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