藤家と南風盛と中條「蝶のやうな私の郷愁」幕開け (original) (raw)

等身大のままの時間になれば、藤家と南風盛と中條「蝶のやうな私の郷愁」幕開け

2024年2月16日 11:56 3

藤家と南風盛と中條「蝶のやうな私の郷愁」が本日2月16日に東京・アトリエ春風舎にて開幕する。

これは、俳優の藤家矢麻刀南風盛もえ中條玲の3人が、出演とスタッフワークを行い、“ミニマルな規模と構成員で、身軽に上演(=発表)をすること”を目的とした団体。今回は、松田正隆の「蝶のやうな私の郷愁」に挑む。

開幕に際し藤家は「稽古会の発表的な、薄暗くて湿気ぽいこの場に足を運んでくださったこと、本当に嬉しいです。ずっと会場にいると思うので、気になることや何やらあったら、お声がけいただいたりメモ書きを渡してくれたり肩叩いたりしてくれたらそれぞれで応答させていただきますので」とコメント。

南風盛は「演劇における才能の1番は演劇を続けられることだ、私たちは誰も、あなたがこの先演劇を辞めるだろうと思っていません、と、大学卒業の時に教師陣から送られた言葉を思い返しています。本企画が実現したこと、人生の大手柄やと思っています。お楽しみ頂けますと幸いですし、私たちのこの先・すごくでかい主語ですが演劇の未来を、各々のスタンスで参加することで、当たり前に在るものとして営んでいけますように」と思いを述べる。

中條は「俳優たちが少人数で集まっていると、形のない演技そのものを複数の視点の言葉で、掴みすぎないように捉えようとする不思議な重力が働いていて、上演の質感はすこし見たことがない感じになるんじゃないかなと思います。大きさも小ささも等身大のままの時間になるといいなと思っています。今は冬ですが、台風の生ぬるい風が入り込んでくる週末になります」と語った。

公演は2月18日まで。

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