音楽劇「死んだかいぞく」開幕 (original) (raw)
「音楽劇『死んだかいぞく』」が昨日7月20日に埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 小ホールで開幕した。
音楽劇「死んだかいぞく」はアーティストの下田昌克による絵本「死んだかいぞく」をノゾエ征爾の脚本・演出で舞台化するもの。原作では、船上で腹を刺された海賊が、海に沈んでいく過程でさまざまなものを失う様が描かれるが、舞台版では、ノゾエのイマジネーションによって“死んだかいぞく”の半生が多彩に描かれる。
主人公・カイゾク役を演じるのは山内圭哉。共演の山下リオ、家納ジュンコ、竹口龍茶、熊谷拓明、片岡正二郎は手下の海賊たちやカイゾクの人生に関わってきた人物など、複数の役を演じ分ける。また本作の美術・衣裳・小道具デザインを原作者の下田が担当。音楽を田中馨が手がけ、田中と東郷清丸が生演奏で参加している。
上演時間は約1時間40分、埼玉公演は7月28日まで。本公演はその後、8月4日に長野・サントミューゼ 小ホール、7日に富山のオーバード・ホール 中ホール、10日に福井・ハーモニーホールふくい 小ホール、17日に兵庫・神戸文化ホール 中ホール、21日に福岡・J:COM 北九州芸術劇場 中劇場、24・25日に岡山・岡山芸術創造劇場 ハレノワ 中劇場、31日に長野・まつもと市民芸術館 小ホールで上演される。
なおステージナタリーでは下田、ノゾエ、山内の座談会を展開。原作誕生に関するエピソードが明かされたほか、舞台化に向けて3人がそれぞれの思いを語っている。
音楽劇「死んだかいぞく」
2024年7月20日(土)〜28日(日) ※公演終了
埼玉県 彩の国さいたま芸術劇場 小ホール
2024年8月4日(日) ※公演終了
長野県 サントミューゼ 小ホール
2024年8月7日(水) ※公演終了
富山県 オーバード・ホール 中ホール
2024年8月10日(土) ※公演終了
福井県 ハーモニーホールふくい 小ホール
2024年8月17日(土) ※公演終了
兵庫県 神戸文化ホール 中ホール
2024年8月21日(水) ※公演終了
福岡県 J:COM北九州芸術劇場 中劇場
2024年8月24日(土)・25日(日) ※公演終了
岡山県 岡山芸術創造劇場 ハレノワ 中劇場
2024年8月31日(土) ※公演終了
長野県 まつもと市民芸術館 小ホール
スタッフ
原作:下田昌克(ポプラ社の絵本「死んだかいぞく」より)
脚本・演出:ノゾエ征爾
音楽:田中馨
出演
山内圭哉 / 山下リオ / 家納ジュンコ / 竹口龍茶 / 熊谷拓明 / 片岡正二郎
ミュージシャン:田中馨 / 東郷清丸
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