平田満と井上加奈子の新企画始動 (original) (raw)
「パタカラ ぷろじぇくと Vol.1 短編戯曲リーディング」が9月5・6日に東京のニュー・サンナイにて開催される。
パタカラ ぷろじぇくとは、平田満と井上加奈子によるユニット・アル☆カンパニーから新たに展開するプロジェクト。第1弾は短編戯曲リーディングとなり、アル☆カンパニー「POPPY!!!」の作・演出を手がけた桃尻犬・野田慈伸が作・演出を担う「妹のこども(仮題)」と「オーストラリアの母(仮題)」が披露される。
上演時間はいずれも30分程度の予定で、「妹のこども(仮題)」には平田と浅野千鶴、「オーストラリアの母(仮題)」には井上と片桐美穂が出演する。
上演に向けて平田と井上は連名で「私たちは昨年、20年近く続けた『アル☆カンパニー』に区切りをつけました。そして、新たな挑戦として『パタカラぷろじぇくと』を企画しました」とコメント。さらに「私たちにもお客様にも負担のかからない、シンプルな公演を思いつきました。無料公演です。『パタカラぷろじぇくと』は、お金をかけず、人に頼らず、素直に純粋に演劇を楽しむ公演をめざします。チケットは無料です。(ただし、投げ銭は自由です)今回は、賛同してくれた作・演出の野田さんと、共演の浅野さん、片桐さんと私たち、全部で5人のプロジェクトです。美術や装置、照明や音響もほぼありません。ただお客様と謙虚に向き合い、人間のお馬鹿さ、愛おしさ、哀しさを共有したいと思っています」と思いを語った。
入場無料(ただし1ドリンク制)、予約不要だが先着順となる。また全ステージでアフタートークが予定されている。
パタカラぷろじぇくと コメント
私たちは昨年、20年近く続けた「アル☆カンパニー」に区切りをつけました。
そして、新たな挑戦として「パタカラぷろじぇくと」を企画しました。
今、小劇場も大劇場もチケット代が高くなっています。
制作費もどんどん高額になり、各種の助成金はますます削られています。
厳しい状況の中、私たちはなんとか消耗せずに自分たちの演劇を続けられないかと考えました。
ある日、私たちにもお客様にも負担のかからない、シンプルな公演を思いつきました。
無料公演です。
「パタカラぷろじぇくと」は、お金をかけず、人に頼らず、素直に純粋に演劇を楽しむ公演をめざします。
チケットは無料です。(ただし、投げ銭は自由です)
今回は、賛同してくれた作・演出の野田さんと、共演の浅野さん、片桐さんと私たち、全部で5人のプロジェクトです。
美術や装置、照明や音響もほぼありません。
ただお客様と謙虚に向き合い、人間のお馬鹿さ、愛おしさ、哀しさを共有したいと思っています。
終演後にはアフター対話を予定しています。
パフォーマンスばかりのアフタートークでも、演劇討論でもなく、ひとりひとりの考えを深める、対話形式のイベントです。
何もかも初めての試みですが、その場にいる人たちが主体的にかかわれる公演になるよう願っています。
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パタカラ ぷろじぇくと Vol.1 短編戯曲リーディング
2024年9月5日(木)~2024年9月6日(金) ※公演終了
東京都 ニュー・サンナイ
スタッフ
作・演出:野田慈伸
出演
「妹のこども(仮題)」
「オーストラリアの母(仮題)」
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