KERA meets CHEKHOV「桜の園」上演決定 (original) (raw)

シス・カンパニー公演 KERA meets CHEKHOV Vol.4/4『桜の園』」が12月から来年1月にかけて東京・大阪・福岡で上演される。

本作は、シス・カンパニーとケラリーノ・サンドロヴィッチがタッグを組み、アントン・チェーホフの四大戯曲を上演するシリーズ“KERA meets CHEKHOV”の最終章。物語は、19世紀末ロシアのとある貴族の屋敷を舞台に展開する。長く外国に滞在していた女主人ラネーフスカヤ夫人は、娘のアーニャと家庭教師のシャルロッタを連れて、桜に囲まれたこの美しい屋敷に帰ってきた。屋敷の財政はすでに火の車だが、ラネーフスカヤ夫人とその兄ガーエフは現実に向き合えず、浪費を繰り返している。そんな一家を救おうと、元農奴の息子で現在は商人として頭角を表しているロパーヒンは救済策を提案するが、夫人たちは取り合わない。また一家には、隣の地主ピーシチク、屋敷の事務員エピホードフ、小間使いのドゥニャーシャ、夫人の従僕ヤーシャ、夫人の亡き息子の家庭教師だったトロフィーモフら、さまざまな人物が出入りしていて……。

出演者にはラネーフスカヤ夫人役の天海祐希、トロフィーモフ役の井上芳雄、アーニャ役の大原櫻子、ロパーヒン役の荒川良々、ドゥニャーシャ役の池谷のぶえ、ワーリャ役の峯村リエ、ピーシチク役の藤田秀世、エピホードフ役の山中崇、ヤーシャ役の鈴木浩介、シャルロッタ役の緒川たまき、ガーエフ役の山崎一、フィールス役の浅野和之らが名を連ねた。

東京公演は12月8日から27日まで東京・世田谷パブリックシアター、来年1月6日から13日まで大阪・SkyシアターMBS、18日から26日まで福岡・キャナルシティ劇場にて行われる。チケットの一般前売りは11月9日にスタート。

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