新制作「ラ・ボエーム」キャスト一部変更 (original) (raw)

新制作オペラ「ラ・ボエーム」コッリーネ役の杉尾真吾が降板、代役にスタニスラフ・ヴォロビョフと松中哲平

2024年10月9日 12:40 1

2024年度 全国共同制作オペラ『ラ・ボエーム』」の兵庫・熊本・石川・神奈川公演にコッリーネ役で出演予定だった杉尾真吾が、体調不良のため降板した。

杉尾に代わって、兵庫・熊本・石川公演には東京・宮城・京都公演で同役を務めたスタニスラフ・ヴォロビョフが、神奈川公演には松中哲平が出演する。なお、出演者変更によるチケットの払い戻しは行われない。

全国共同制作オペラは、2009年度にスタートしたプロジェクト。全国の劇場・音楽堂、芸術団体等が連携し、単館では成しえない、独創的かつ高いレベルのオペラを新演出で制作する。今回は、2024年末での引退を宣言している井上道義が、新制作の「ラ・ボエーム」を立ち上げる。演出・振付・美術・衣裳を務めるのは、これまでたびたび井上とタッグを組んできた森山開次。上演時間は休憩を含む約3時間。本作は今後、10月12日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール、19日に熊本・熊本県立劇場 演劇ホール、26日に石川・金沢歌劇座、11月2日に神奈川・ミューザ川崎 シンフォニーホールで上演される。

なおステージナタリーでは9月上旬に東京都内で行われた稽古の様子をレポートしているほか、ミミ役をルザン・マンタシャンとWキャストで演じる中川郁文、ロドルフォ役の工藤和真、マルチェッロ役の池内響に、稽古の様子や役に対する思いを聞いている。

2024年度 全国共同制作オペラ「ラ・ボエーム」

2024年9月21日(土)、23日(月・振休) ※公演終了
東京都 東京芸術劇場コンサートホール

2024年9月29日(日) ※公演終了
宮城県 名取市文化会館大ホール

2024年10月6日(日) ※公演終了
京都府 ロームシアター京都メインホール

2024年10月12日(土) ※公演終了
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール

2024年10月19日(土) ※公演終了
熊本県 熊本県立劇場 演劇ホール

2024年10月26日(土) ※公演終了
石川県 金沢歌劇座

2024年11月2日(土) ※公演終了
神奈川県 ミューザ川崎シンフォニーホール

スタッフ

指揮:井上道義
演出・振付・美術・衣裳:森山開次

出演

ミミ:ルザン・マンタシャン(東京・宮城・京都公演) / 中川郁文(兵庫・熊本・石川・神奈川公演)
ロドルフォ:工藤和真
ムゼッタ:イローナ・レヴォルスカヤ(東京・宮城・京都・兵庫・熊本・石川・神奈川公演)
マルチェッロ:池内響
コッリーネ:スタニスラフ・ヴォロビョフ(東京・宮城・京都・兵庫・熊本・石川公演) / 松中哲平(神奈川公演)
ショナール:高橋洋介(東京・宮城・京都公演) / ヴィタリ・ユシュマノフ(兵庫・熊本・石川・神奈川公演)
ベノア:晴雅彦
アルチンドロ:仲田尋一
パルピニョール:谷口耕平
ダンサー:梶田留以 / 水島晃太郎 / 南帆乃佳 / 小川莉伯

※高橋絵理の「高」ははしご高が正式表記。

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※兵庫・熊本・石川・神奈川公演にミミ役で出演予定だった高橋絵理は体調不良のため降板しました。これに伴い、兵庫・熊本・石川・神奈川公演のミミ役を中川郁文、全公演のムゼッタ役をイローナ・レヴォルスカヤが務めます。
※兵庫・熊本・石川・神奈川公演にコッリーネ役で出演予定だった杉尾真吾は体調不良のため降板しました。代わって、兵庫・熊本・石川公演にはスタニスラフ・ヴォロビョフ、神奈川公演には松中哲平が出演します。