舞台フルバ完結編が開幕、キャストら意気込み (original) (raw)
「舞台『フルーツバスケット The Final』」が昨日10月18日に東京・ヒューリックホール東京にて開幕した。これに先駆け同日昼、囲み取材が行われた。
「舞台『フルーツバスケット』」は、1998年から2006年まで「花とゆめ」(白泉社)で連載された高屋奈月のマンガ「フルーツバスケット」を原作に、毛利亘宏が脚本・演出を手がける作品。2022年に第1弾、昨年に第2弾が上演され、今回が完結編となる。
開幕に際し、本田透役の吉田綾乃クリスティー(乃木坂46)は「いよいよファイナルとなりますが、ご覧になったすべての方に『この作品に出会えてよかった』と思っていただけるように、全力で演じたいと思います。ぜひ期待をして、観に来てくださるとうれしいです」とコメント。
草摩由希役の北川尚弥は、第1弾からの2年半を振り返り「毎回毎回、どの瞬間のお芝居でも全員が全力でぶつかってきてくれる。当たり前のことですが、それを全力でやることは本当に大切だなと改めて感じました」と述べ、草摩夾役の橋本祥平は「当時小学生だった子が今は中学生になり、中学生だった子が高校生に。僕なんて二十代だったのが三十代になりました。年齢を重ねつつも出会った頃と変わらないのがこの座組みの強み。あの頃のままここまでこられたことは、すごくうれしいなという気持ちでいっぱいです」と感慨を語った。
上演時間は休憩含む約2時間30分。公演は10月27日まで行われ、既報の通り、27日昼夜公演では生配信が行われる。なお一部上演回では、アフタートークとお見送り会が実施される。
またこのたび、来年3月19日に本公演のBlu-ray発売が決定。Blu-rayには、本編映像のほか、ステージを定点で映した全景映像や、バックヤード映像が収録される。
(c)高屋奈月・白泉社/舞台「フルーツバスケット The Final」製作委員会 2024