きたまりの“集大成”「小町風伝」大江能楽堂で開幕 (original) (raw)
きたまりが大江能楽堂で立ち上げる“集大成”「小町風伝」本日開幕
2024年11月2日 14:06 5
「きたまり/ KIKIKIKIKIKI『小町風伝』」が、本日11月2日に京都・大江能楽堂で開幕する。
「小町風伝」は、能楽「卒塔婆小町」から着想を得た太田省吾の戯曲。きたまり/ KIKIKIKIKIKIのきたまりが振付・演出・出演する今回の公演では、現存する最古の能楽堂・大江能楽堂を舞台に、「小町風伝」をもとにしたパフォーマンスが繰り広げられる。本作には、声の出演で品川徹が参加するほか、嵯峨大念佛狂言保存会が特別出演としてクレジットされた。また、尺八を石原三静 a.k.a ヌマバラ、声楽を木下出、馬頭琴を嵯峨治彦、歌・三線を田辺由貴、太棹三味線をやまみちやえが担当する。
開幕に際し、きたまりは「前作2022年3月に上演した『棲家』以降、2年半。いろんなことが最後になるかもしれないと心に秘めて、これまでの集大成として取り組んだ『小町風伝』は数百年の時を巻きこみ、大江能楽堂でしか見られない、特別な作品に仕上がりました。能舞台という丸見えの場所で、そこに存在する奥深く無限の記憶がある身体。舞台に立つために磨いてきたそれぞれのなにか。それらが突然、身体の芯からわきでて、次の場所にいく為のなにかが生まれるかもしれない」と語り、「これまでと、これからの身体の証。それは生きている身体の特権。全部かかえて、忘れて、舞台に向かう。瞬間の舞台芸術を全身で味わっていただけたら幸いです」とコメントした。
上演時間は1時間45分を予定。公演は明日11月3日まで。
きたまり/ KIKIKIKIKIKI「小町風伝」
2024年11月2日(土)~2024年11月3日(日) ※公演終了
京都府 大江能楽堂
スタッフ
出演
きたまり
声の出演
特別出演
嵯峨大念佛狂言保存会
※U-25チケット、高校生以下を対象にした割引あり。
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※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。