足立紳と坂田聡が新ユニットを発足 (original) (raw)

坂田足立連続デッドボール「6回の表を終わって7-0と苦しい展開が続いております(仮)」が、1月22日から29日まで東京・駅前劇場で上演される。

坂田足立連続デッドボールは、NHK連続テレビ小説「ブギウギ」や、映画「百円の恋」といった作品で知られる脚本家・映画監督・小説家の足立紳と、ジョビジョバの坂田聡による新ユニット。その旗揚げ公演となる「6回の表を終わって7-0と苦しい展開が続いております(仮)」は、足立が作・演出を手がける新作で、出演者には坂田のほか、ヨーロッパ企画の土佐和成松木大輔横江泰宣ゆかわたかし伊藤慶徳が名を連ねている。

上演に向け、足立は「コロナのちょい前に坂田さんから『芝居しません?』と声をかけてもらったときは嬉しかったなあ。俳優さんからそんなふうに言ってもらえるなんて夢みたいだと思いました。実は20代中盤から後半にかけて男6人の劇団を組んでいまして、もちろん目指すはジョビジョバだったのですが、遠くおよばず解散した苦い経験もあります。しかし準備していた夫婦の芝居はコロナであえなく中止。あ、これはもう芝居はなくなるなと思っていましたが、坂田さんが心を燃やし続けてくださったおかげで再出発。でも、いつの間にか男6人の話に変わってしまいました。銭湯にたむろする男たちが草野球チームを作ろうとする話です。(いまだ予定ですが)。坂田さんがいつになく真剣なことが少し怖くて、とても申し訳なく思っていますが、出てくださっている俳優さんたちは皆さんとても魅力的な方々ですので、彼らを観に来ていただけたらと思っています」とコメント。

坂田は「足立さんとは,『百円の恋』という映画の撮影現場で出会いました。主人公がバイトしてるコンビニのシーンが面白くて,この人演劇書かないのかなと思ったのがきっかけです。たぶんアメ横のガード下で昼間っから呑んでるときにやろうってことになったんだと思います。キリよく50才から始めたかったのですが,コロナで延期になり,ようやくできることとなりました。蓋を開ければ男6人でして,ジョビジョバと一緒じゃねーかと思われるかもしれませんが、たぶんそうはなりません。もうジジイですけど燃えています。よろしくです」と思いを述べた。

チケットの一般販売は、12月22日10:00にスタート。

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