礼真琴の日本武道館コンサート「ANTHEM」開幕 (original) (raw)
礼真琴 日本武道館コンサート「ANTHEM-アンセム-」が本日1月18日に東京・日本武道館で開幕。同日昼に通し舞台稽古が行われた。
本公演は、宝塚歌劇団星組トップスター・礼真琴によるコンサート。初日公演は当初、本日14:30の開演を予定していたが、機材トラブルにより公演準備に遅れが生じたため、2時間30分遅れの17:00に無事幕を開けた。国内アーティストの大型ライブプロデュースを手がけてきた大田高彰(インターグルーヴプロダクションズ)が総合演出・ステージ制作、昨年8月に宝塚歌劇団星組「Tiara Azul -Destino-」で兵庫・宝塚大劇場デビューを飾った竹田悠一郎が構成・演出を務める。
ステージには上手と下手、そして客席に向かって伸びるT字の花道が設置され、舞台上には3階層のアクティングエリアが建てられた。真ん中の層にはバンドが鎮座し、アクティングエリアの奥には映像投影のための大きなスクリーンが配置されている。コンサートが開幕すると雷鳴が轟き、スクリーンには稲妻が映し出された。“とんでもないもの”の襲来を予感させる期待が客席に満ちる中、金色のロングコートを身に着けた礼が登場し、「Heartbeat’n’soul」「ANTHEM」を歌い踊った。コンサートでは、一部日替わりの楽曲のほか、礼が昨年9月に発表したカバーアルバム「REACH」よりJ-POP、そして礼の舞台出演作などの楽曲が息つく暇なく披露される。ダンサブルな楽曲から聴かせるナンバーまで、曲調に合わせて舞台奥のスクリーンがさまざまな映像を投影し、勢い高く上る火柱や客席まで届くレーザービーム照明などの演出が、さらに会場を盛り上げた。
抜群のダンスと歌唱力で、ステージ上で魅力を発揮する礼は、コブクロのデュエット曲「流星」で暁千星と肩を組み合い笑顔を見せたり、DREAMS COME TRUE「何度でも」では同期のひろ香祐、紫りらと共にリラックスした表情で歌唱を楽しむ様子を見せたりと、舞台上でさまざまな顔を見せた。また、過去作のメドレーでは、星組の出演者が各作品の衣裳を着て礼と歌声を重ね、これまでの歩みを振り返り、迫る礼の退団への余韻を残した。最後には礼が、「ANTHEM」主題歌を書き下ろしたTejeと共に自身も作詞に関わった「souls」を、会場を包み込むような声で届けた。
上演時間は約1時間50分。公演は1月21日まで。なお、1月19日18:30開演回と、20日19:00開演回では映画館でのライブビューイング、Rakuten TV、U-NEXT、Leminoでのライブ配信が行われる。「ANTHEM」のセットリストは以下の通り。
礼真琴 日本武道館コンサート「ANTHEM-アンセム-」セットリスト
Phrase1 Heartbeat
- Heatbeat’n’soul
- ANTHEM
Phrase2 REACH
- オー!リバル(回替わり)
- Subtitle(回替わり)
- タカラモノ~この声がなくなるまで~(回替わり)
- タマシイレボリューション(回替わり)
- 勇者(回替わり)
Phrase3 Courage
- 君に捧げる応援歌
- CITRUS
- オトノナルホウヘ→
- 私は最強
- 花になって – Be a flower
- Stardom
- 第ゼロ感
- ブルーバード
- 何度でも
- 流星
- ECHO
Phrase4 Keep Going
- Keep Going
Phrase5 Impulse
- Impulse(Inspiration From Darkside)
- バラ色の人生(「オーム・シャンティ・オーム─恋する輪廻─」)
- 宿命(「エル・アルコン─鷹─」)
- 私から憎しみを奪うな(「モンテ・クリスト伯」)
- お前のほしいもの(「BIG FISH」)訳詞:高橋亜子
- 仕える王は私が選ぶ(「ディミトリ~曙光に散る、紫の花~」)
- マダム・ギロチン(「THE SCARLET PIMPERNEL」)
Phrase6 Blaze
- 最後のダンス(「エリザベート」─愛と死の輪舞(ロンド)─)
- 栄光の日々(「THE SCARLET PIMPERNEL」)
Phrase7 Precious
- 君の願いが世界を輝かす(回替わり)
- Soranji(回替わり)
- あなたがいることで
Phrase8 souls
- souls
礼真琴 日本武道館コンサート「ANTHEM-アンセム-」
2025年1月18日(土)〜21日(火)
東京都 日本武道館
スタッフ
総合演出・ステージ制作:大田高彰
構成・演出:竹田悠一郎
出演
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