尾上左近が三代目尾上辰之助を襲名 (original) (raw)

尾上左近が三代目尾上辰之助を襲名することが、本日11月21日に東京都内で行われた記者会見で発表された。

尾上松緑の長男である左近は2006年生まれ。2009年、初お目見得。2014年に左近を名乗り初舞台を踏んだ。本日の会見には、七代目尾上菊五郎、松緑、左近、そして松竹の山根成之取締役副社長 / 演劇本部長が出席。会見では、来年5月に東京・歌舞伎座で行われる「團菊祭五月大歌舞伎」で、左近改め三代目辰之助襲名披露が実施されることも発表され、左近改め三代目辰之助は、「寿曽我対面」にて曽我五郎、「鬼一法眼三略巻 菊畑」にて虎蔵を勤めることが明らかになった。

左近は「『團菊祭五月大歌舞伎』において、尾上辰之助の名跡を三代目として襲名させていただくことと相成りました。この名前は祖父(初代尾上辰之助)と父(二代目尾上辰之助、現在は松緑)が命をかけてつないでくれた大切な名前。この名前を襲名させていただくからには、より精進を重ねて努力してまいる所存です。これからも一生懸命、歌舞伎に打ち込んでまいります」とあいさつ。また、「昨年、襲名のお話をいただき、今月の初めに正式に決まりました。辰之助の名跡を継いだのちは、女方、若衆などを勤められるように、そして紀尾井町の家に伝わる荒事をしっかり勉強したいと考えております」と語った。

左近の父である松緑は「まだまだ若年ではございますが、彼の祖父に一歩でも近づけるように、立派な役者になってもらいたいと思います。皆様、応援のほどよろしくお願いいたします」とコメント。初代尾上辰之助の盟友である七代目菊五郎は「初代辰之助と私は大親友であり“兄弟”でした」と昔を懐かしみつつ、「左近はもう20歳になっていると思っていたのですが、まだ19歳。ですが、ここ最近めきめき力をつけてきたと、私だけでなく、周囲の俳優たちも感心しております。これからも勉強熱心な心を忘れずに、祖父と父に勝るとも劣らない立派な“辰之助像”を作ってもらいたいと思います」と左近を鼓舞した。

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