ゆめ綴り (original) (raw)

変わること 変わらないこと_e0085600_2054327.jpgけれども、ちいさい おうちは、いつも おなじでした。「ちいさいおうち」より .帰ってくるとシンクの前にこうして花が。娘が飾ってくれたのでした。(もう少し茎を長くとったらよかったんじゃないの?)なんていう言葉を飲み込んで)久しぶりに摘んできてくれた花を水にさすところまで成長したんだなぁーと、ちょっと離れた場所から娘をながめたような気がしました。主人が帰ってきて「これって デイジー?」すると 娘が「コスモスでしょーーー・笑」わたし「いやいやコスモスじゃないよー、たぶんジョチュウギクだと・・・・思うけど。」小さなころ母から教えてもらったのは「ジョチュウギク」という名でずっと「女中菊」と思っていた私(笑)そんなことを思い出していました。それと主人が「デイジー」なんていう名前を知っているなんて!と、後でとても不思議に思ったり(なんでもゲームの登場人物にそんな人がいたのだとか・・・納得)もしました。 変わること 変わらないこと_e0085600_21151829.jpgデイジーといえば「ちいさいおうち」なつかしいなつかしい岩波の子どもの本です。私の手元にある唯一の岩波の本です。(でもこれは結婚してから古本屋さんでもとめたもの)自分が子どもの頃は家にはなくて、いつも図書室でかりていました。(やっぱりおさるのジョージは好きだったし、まりーちゃんも好きだったなぁ)鮮明に思い出すことができる図書室に入る自分。古い木造校舎で二階の渡り廊下をこえたらすぐのお部屋。しんとして、ほの暗く、すずしくて、古い本のにおいがするそのお部屋。入るとすぐ右側にこの岩波の子どもの本がありました。図書室が好きだった。本が好き、というより 図書室が好きだったのかも。だから図書委員によくなっていました(笑)「ちいさいおうち」を読んだ小さな自分の気持ちを思い出すことはできない。”変わらないこと、変わり続けること”そんなことを学生の時もよく考えていた。結局何もわからないままなのだけれど。 by ゆめ | by natsurem 2010-06-16 21:31
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