年賀状とインクの関係 (original) (raw)
エプソンカラリオから2024年新発売EP817Aのインクジェット複合機ですが消耗品は6色のブラック・シアン・マゼンダ・イエロー・ライトシアン・ライトマゼンダで構成されています染料インクですがメーカー純正はお得な6色まとめパックも用意されています
EP817AインクはKAK(カキゴオリ)という呼び名ですが
インクは今回新タイプ投入となりました
EP817Aインクには純正から互換、詰め替え、リサイクルと出てくる可能性があります各商品の特徴を複合機やインクに携わって30年以上の筆者が詳しく解説します。
EP817Aインク純正
KAK-6CL(6色パック)こちら>>
KAK-BK(ブラック)こちら>>
KAK-C(シアン)こちら>>
KAK-M(マゼンダ)こちら>>
KAK-Y(イエロー)こちら>>
KAK-LC(ライトシアン)こちら>>
KAK-LM(ライトマゼンダ)こちら>>
EP817Aインクも純正が基本だと思います
ただ高品質だけど高価であるのは間違いありません
メーカーの立場でいうと純正の消耗品は利益の源です
インクジェット複合機のメーカーは上場している企業が多いと思いますが赤字は出せないし株主、配当多くの社員の給料など安定した利益が必要です
なので純正インクが高価なのは外せないものとなっています
そしてメーカーの販売網や裾野は意外と広いのです
このような事からインクの販売価格は確立しています
だから高い設定にならざるを得ない
この純正インクに対抗として詰め替えや互換、リサイクルインクというものがあります
ただメーカーとは対であることは忘れてはいけません
EP817Aインク互換
互換インクはメーカーとは対の業者が汎用の商品を販売します
当然純正ではないので海賊版と呼ばれることも
純正品とおなじように使えます
互換インクのメリットは価格です
ただ互換インクにはデメリットが多いので要注意です
- 純正品ほど高品質ではありません
- メーカーと対なので故障時など修理で互換インクのせいにならないとは限らない
- 互換業者は小企業が多い
- 例えば初期不良で業者が対応してくれても手続きや交換作業で業務が遅れたり面倒な作業が増える
EP817Aの互換インクは現在調査中です
EP817Aインク詰め替え
詰め替えインクは非純正インクの中でも一番激安価格の可能性があります
ただ詰め替えもデメリットがあります
先の互換とダブるところも多いですが詰め替えインクの特有デメリットは
自分で液をカートリッジを挿入しないといけませんなので
手が汚れる可能性があったり地面を汚さない段取りも必要です
新聞を敷いたりプラスティックのような中で詰め替え作業を行うなど
EP817Aで詰め替えと互換インクはどっちがいいのか
どちらもメーカーとは対です
面倒なのが嫌なら互換インクを液を自由に好きなタイミングや量なら詰め替えが魅力
EP817Aの詰め替えインクは現在調査中です
EP817Aリサイクルインク
リサイクルインクとは
メーカーとは対の業者が純正のインクカートリッジの使用済みの空を集めて(量販店や施設で空を集める箱を見たことあると思います)海外に持っていて洗浄クリーニングや破損の選別をしますそして液を挿入に日本でリサイクルとして販売しています
エコリカという業者が有名です
リサイクルのメリットは価格ですが純正よりは安いですが互換や詰め替えほど安くありません理由は海外輸送、人件費など経費がかかりますなのでインクの値付けが中途半端になります
価格を追求でいうなら互換や詰め替えになります
リサイクルインクのデメリットは思ったほど価格が安くない事と取り扱い出来る機種が限定的な場合がある事こです機種を絞らないと手間が多いので利益が出にくいのがあると思います
最近エコリカという業者はキャノンを提訴しています
インクカートリッジのチップをメーカーが触れなくしたことによってエコリカが商売出来ないという内容です
メーカーも利益確保に必死ですがエコリカのような小さな手間のかかる商品を販売するところはもっと必死です
EP817Aインクのまとめ
EP817Aは新商品でインクも新調していますなので互換や詰め替え、リサイクルインクの発売までロスがありますこれは非純正品のデメリットともいえますしかしながら
わたしたちは選択肢は多い
ただしメーカーは純正で互換や詰め替えは対なのでエコリカのように裁判で争った過去があります
純正以外の使用は自己責任となります
だから純正以外の互換を詰め替えを使うなら1円でも安い業者ではなく
大手の会社や小さいくでも社長の顔が見えるようなところがいいのではないでしょうか
インクには染料と顔料があります
染料インクは表面に染み込ませるイメージ
だから染料インクは光沢紙への印刷刷る場合に用紙の質感がそのまま印刷結果に
光沢感のある写真印刷が可能です。
コピーや文章にも印刷できるので幅広い活躍ができます
では顔料インクは
インクが用紙に染み込みにくいわけですだからインク径が広がらずよりくっきりとした印刷が可能となります
他にも顔料インクはオゾンや光の分解がされにくいので変色しにくい耐久性や水濡れでも滲みにくい特性だといえます
メーカーのカタログや取説を見てると純正インクを使用することによって最大限の色域を出せることが記載されています
他にも純正を使わないで印字すると機械のトラブルの原因というような記載もあります
メーカーも非純正インクにおいてかなり悩まされているのが伺えます
EP817Aインクでも純正を激安価格にするのはハードルが高いです
純正インクを激安にするというか少しでも安くするならメーカーと直で交渉するような高度な商談が必要かもしれませんがそれも成立するかはわかりません
純正インク以外を使うにはリスク管理は必要
純正インクではなく互換品が裁判で勝つ
2021年9月30日裁判の判決が東京地裁であった
インクジェットプリンターの設計を変えて純正品のインクしか使えないようにしたと
互換品カートリッジを販売するエレコムなどがブラザー工業を相手取り
設計変更の差し止めと約1,500万円の賠償を求めた訴訟
裁判長は設計変更が独占禁止法違反(不公平な取引方法)にあたると認めた
約150万円の賠償をブラザーに命じたというもの
この裁判の内容ですが
ブラザーは2018年12月以降製造販売したプリンターについて
インクの読み取り機能の設計を変更し互換品を認識しないようにした
プリンター製造のメーカーはプリンターや複合機の本体を抑え
利益率の高い純正品インクを継続購入してもらうことで収益を上げていると指摘
互換品が売れれば売れるほどメーカーの経済的打撃が大きくなると説明
そのうえでブラザーの設計変更の目的は互換品の販売を困難にするためとし
消費者が純正品を購入せざるを得ない状況になった事を認めた
このため設計変更は正当性はなく市場での公正な競争を阻害する恐れがある
不当な抱き合わせ販売だと判断
また設計変更で使えなくなった互換インクをエレコムが破棄しなければならなかった
事情などふまえブラザーに賠償責任があると認めた
ブラザーにしては厳しい判決になりましたね
この手の裁判はメーカー有利な判決多いんですが消費者にとっては
互換はじめ選択肢が多いのは歓迎です
純正インクは高すぎるのはある
だから互換や詰め替えインクに流れる事が以前より増しているハズ
純正インクと詰め替えだったら感覚だけど1/5ほどになりそう
今回独占禁止法だけど特許侵害というような方法でメーカーも対抗するかもしれない
なんといってもインクという消耗品はメーカーの根幹ですからね
我々消費者はこれからも動向を見守る必要ありそうです。
非純正インク業者も純正と比べて本体の耐久性は同じなのか証明してほしいものです
メーカーはこの耐久性を逆手にとってもし非純正インクを使う事によって本体のヘッドなどの耐久が落ちるならここをPRして巻き返すのもあるかもしれません
キャノンから2024年新発売インクジェット複合機のTS3730ですが消耗品は4色のブラック・シアン・マゼンダ・イエローで構成されていますがこのインクはブラックは独立ですがカラーは3色一体型となっています
ブラックと3色カラー一体型に各増量タイプも存在します
インクには純正はじめ互換、詰め替え、リサイクルといくつか存在します
複合機やインクに携わって30年以上の筆者がTS3730インクを詳しく解説します
TS3730インク純正
TS3730インクも純正が基本だと思います
ただ高品質だけど高価であるのは間違いありません
メーカーからの立場でいうと純正の消耗品は利益の源です
インクジェット複合機のメーカーは上場している企業が多いと思いますが赤字は出せないし株主、配当多くの社員の給料など安定した利益が必要です
なので純正インクが高価なのは外せないものとなっています
そしてメーカーの販売網や裾野は意外と広いのです
このような事からインクの販売価格は確立しています
だから高い設定にならざるを得ない
この純正インクに対抗として詰め替えや互換、リサイクルインクというものがあります
ただメーカーとは対であることは忘れてはいけません
TS3730インク互換
互換インクはメーカーとは対の業者が汎用の商品を販売します
当然純正ではないので海賊版と呼ばれることも
純正品とおなじように使えます
互換インクのメリットは価格です
純正インクの半値以下になります
ただ互換インクにはデメリットが多いので要注意です
- 純正品ほど高品質ではありません
- メーカーと対なので故障時など修理で互換インクのせいにならないとは限らない
- 互換業者は小企業が多い
- 例えば初期不良で業者が対応してくれても手続きや交換作業で業務が遅れたり面倒な作業が増える
TS3730の互換インクこちら>>BC385+386インクの比較
TS3730インク詰め替え
詰め替えインクは非純正インクの中でも一番激安価格の可能性があります
ただ詰め替えもデメリットがあります
先の互換とダブるところも多いですが詰め替えインクの特有デメリットは
自分で液をカートリッジを挿入しないといけませんなので
手が汚れる可能性があったり地面を汚さない段取りも必要です
新聞を敷いたりプラスティックのような中で詰め替え作業を行うなど
TS6630で詰め替えと互換インクはどっちがいいのか
どちらもメーカーとは対です
面倒なのが嫌なら互換インクを液を自由に好きなタイミングや量をしたりなら詰め替え
TS3730リサイクルインク
リサイクルインクとは
メーカーとは対の業者が純正のインクカートリッジの使用済みの空を集めて(量販店や施設で空を集める箱を見たことあると思います)海外に持っていて洗浄クリーニングや破損の選別をしますそして液を挿入に日本でリサイクルとして販売しています
エコリカという業者が有名です
リサイクルのメリットは価格ですが純正よりは安いですが互換や詰め替えほど安くありません理由は海外輸送、人件費など経費がかかりますなのでインクの値付けが中途半端になります
価格を追求でいうなら互換や詰め替えになります
リサイクルインクのデメリットは思ったほど価格が安くない事と機種が限られてくることです機種を絞らないと利益が出にくいので互換や詰め替えに比べて使用できる機種が少ない
最近エコリカという業者はキャノンを提訴しています
インクカートリッジのチップをメーカーが触れなくしたことによってエコリカが商売出来ないという内容です
メーカーも利益確保に必死ですがエコリカのような小さな手間のかかる商品を販売する会社はもっと必死です
TS3730インクのまとめ
TS3730のインクは過去のものを使っているので純正以外にもある程度揃ってきました
メーカーは互換品や詰め替えは対なのでエコリカのように裁判で争った過去があります
純正以外の使用は自己責任となります
だから純正以外の互換を詰め替えを使うなら1円でも安い業者ではなく
大手の会社や小さいくでも社長の顔が見えるようなところがいいのではないでしょうか
インクには染料と顔料があります
染料インクは表面に染み込ませるイメージ
だから染料インクは光沢紙への印刷刷る場合に用紙の質感がそのまま印刷結果に
光沢感のある写真印刷が可能です。
コピーや文章にも印刷できるので幅広い活躍ができます
では顔料インクは
インクが用紙に染み込みにくいわけですだからインク径が広がらずよりくっきりとした印刷が可能となります
他にも顔料インクはオゾンや光の分解がされにくいので変色しにくい耐久性や水濡れでも滲みにくい特性だといえます
メーカーのカタログや取説を見てると純正インクを使用することによって最大限の色域を出せることが記載されています
他にも純正を使わないで印字すると機械のトラブルの原因というような記載もあります
メーカーも非純正インクにおいてかなり悩まされているのが伺えます
TS3730インクでも純正を激安価格にするのはハードルが高いです
純正インクを激安にするというか少しでも安くするならメーカーと直で交渉するような高度な交渉術が必要ですがまとめるのは極めて困難だと思います。
純正インク以外を使うにはリスク管理は必要
純正インクではなく互換品が裁判で勝つ
2021年9月30日裁判の判決が東京地裁であった
インクジェットプリンターの設計を変えて純正品のインクしか使えないようにしたと
互換品カートリッジを販売するエレコムなどがブラザー工業を相手取り
設計変更の差し止めと約1,500万円の賠償を求めた訴訟
裁判長は設計変更が独占禁止法違反(不公平な取引方法)にあたると認めた
約150万円の賠償をブラザーに命じたというもの
この裁判の内容ですが
ブラザーは2018年12月以降製造販売したプリンターについて
インクの読み取り機能の設計を変更し互換品を認識しないようにした
プリンター製造のメーカーはプリンターや複合機の本体を抑え
利益率の高い純正品インクを継続購入してもらうことで収益を上げていると指摘
互換品が売れれば売れるほどメーカーの経済的打撃が大きくなると説明
そのうえでブラザーの設計変更の目的は互換品の販売を困難にするためとし
消費者が純正品を購入せざるを得ない状況になった事を認めた
このため設計変更は正当性はなく市場での公正な競争を阻害する恐れがある
不当な抱き合わせ販売だと判断
また設計変更で使えなくなった互換インクをエレコムが破棄しなければならなかった
事情などふまえブラザーに賠償責任があると認めた
ブラザーにしては厳しい判決になりましたね
この手の裁判はメーカー有利な判決多いんですが消費者にとっては
互換はじめ選択肢が多いのは歓迎です
純正インクは高すぎるのはある
だから互換や詰め替えインクに流れる事が以前より増しているハズ
純正インクと詰め替えだったら感覚だけど1/5ほどになりそう
今回独占禁止法だけど特許侵害というような方法でメーカーも対抗するかもしれない
なんといってもインクという消耗品はメーカーの根幹ですからね
我々消費者はこれからも動向を見守る必要ありそうです。
非純正インク業者も純正と比べて本体の耐久性は同じなのか証明してほしいものです
メーカーはこの耐久性を逆手にとってもし非純正インクを使う事によって本体のヘッドなどの耐久が落ちるならここをPRして巻き返すのもあるかもしれません