「AED(自動体外式除細動器)」は心臓を停止するための装置 - ネタフル (original) (raw)

ユニット AED設置・誘導標識 831-01(設置のお知らせ表示)

「AED(自動体外式除細動器)」というのは、止まっている心臓を動かす装置だと思っていました。AED!心臓が正常に動くのは何故?という記事で、実は違うことを知りました。

心臓が痙攣している為、血液が全身に送れない状態の時に役立つアイテムなのです。AEDはこの痙攣した心臓を電気の力を借りて、いったん停止させる役割があります。

おお、そうだったのですか‥‥。

「人間の心臓はいったん停止すると、再び正常な動きをする特徴をもっています」ということで、そのために痙攣している心臓を停止するのが「AED」という訳なのですね。

つまり、心臓にショックを与える事で心臓をあえて停止させていたのです。

よって、痙攣していない心臓には、使っても意味がない、ということです。既に心停止している場合には反応しません。

自動体外式除細動器を見ても、次のように書かれていました。

使い方は、電源を入れ、電極パッドを胸に貼り付けると心電図を解析して電気ショックを与えるべきかを調べる(心室細動・非常にテンポが速い心室頻拍(一部機種では上室性頻拍も適応)の場合のみ電気ショックの適応。心臓が完全に停止した場合(心静止)などでは電気ショック不要)。

「AED(自動体外式除細動器)」が必要かどうかは、機器が心電図を解析して自動的に判断してくれるのだそうです。