Have you ever seen the rainbow? (original) (raw)
2013年 04月 04日
憧れのお菓子、スミレの砂糖漬け
すでにブログの更新を止めてしまわれたようですが、その方のブログで
江國香織さんの『すみれの花の砂糖づけ』という詩の一節といっしょに
掲載されていた『デメルのスミレの砂糖漬け』の写真を拝見して以来、
その美しい箱が目に焼き付いて忘れられませんでした。
江國香織さんの『すみれの花の砂糖づけ』というタイトルの詩集本を
10年以上前に手にした当時は、そのようなお菓子が実際にあるとは
思ってもみなかったので、あると知ってからいつかの出会いを夢見て
ますます憧れを募らせていました。
・・・・・・・
そんなある日、予期せぬ出会いは、ひょんな形で訪れたのでした。
やたら差し入れの多い職場で働く母が、その日も何かを貰ったらしく
手提げ袋から小さな包みを取り出してキッチンのカウンターに置くのを
視界の端に捉えたその時、私のときめきアンテナが敏感に反応!
高鳴る胸をおさえ半信半疑で見覚えのある小箱に手をのばした瞬間、
思わず大きく目を見開いて
どうしたのコレ?まさかこれって?マジで?こんなことってある?
この時の私のテンションの高ぶりといったら、ご想像つきますでしょうか?
あまりに唐突な出現に、しばらくドキドキが止まりませんでした。
スミレの砂糖漬け
20世紀初頭までヨーロッパに君臨したオーストリア・ハンガリー帝国
ハプスブルク王家の美しき皇妃エリザベート 愛称シシィが愛したお菓子
たまに極上のステーキ肉とか国産松茸など豪華な食材や有名どころの
高級菓子を貰ってくるので、ってこんな理由だけではないのだけれども
会社員ならばとっくに定年を迎えている年齢ですが、母には体が動く限り
今の仕事を辞めないでほしいと願っています。ボケ予防にもなりますしね。
話が脱線してしまいました。
それにしてもなんて美しいパッケージなのでしょう。
すみれとすずらんの花がアンティークタッチに描かれて
思わずため息のもれるほど、しばしうっとりです。
蓋をあけると目に焼きついた写真の色彩よりも濃い色でちょっとびっくり。
ひと粒口に入れたら思いのほかかたくて、これまた予想外でした。
お手製のケーキの上に可愛く飾ったり、紅茶やシャンパンに入れて
スミレの香りを楽しまれる方もいらっしゃるようです。
でももし召し上がる機会がありましたら、紅茶にはおすすめできません。
なぜなら着色料が溶けだして、透明な紅茶の色が残念なことに...
試していませんが、シャンパンもしかり、かも?
なので、お茶請けとしてそのままいただいてます。
(誰かさんがちょこちょこつまみ食いするから、ほとんど残ってませんけど)
美しい空き箱に何を入れようかな~
日々の暮らしに彩りを ♪
by nijiko
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