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「花子とアン」にハマってます

翻訳家の村岡花子さんの生涯がNHKの朝ドラでドラマ化されると聞いて以来ず~っと放送を楽しみにしていた「花子とアン」
期待以上に素敵なドラマで録画も含め毎日2回は観るくらいハマってます!

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家族愛とか友情とか向学心とか 今後は夫婦愛とかも描かれるのでしょうが 人生で大切なものが詰まっている宝箱のようなドラマで毎回感動しています。

早々とテレビガイドも購入しました。
もう第11週までストーリーが紹介されているのですが ストーリーがわかっていても次の日が楽しみです。

貧しい農家に生まれたはなが 修和女学校のようなお嬢様学校で学べること自体 シンデレラ物語みたいで夢がありますよね。

でもはなの実家の甲府の家も貧しいけれど暖かい家庭で何かほっとします。

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「アンのゆりかご~村岡花子の生涯」という本も買って夢中で読みました。

「赤毛のアン」「足ながおじさん」「秘密の花園」など少女小説が大好きだった私の本棚には「村岡花子訳」と書かれた本がたくさん並んでいたのですが 私はこれまで村岡花子さんがどんな人だったかほとんど知らなかったのです。

この本を読んですごい人だったことがよくわかりました。

翻訳の仕事以外にも 昭和7年から16年までNHKのラジオ番組の「子供の新聞」で子供ニュースを担当されていて 当時とても有名人だったそうなのです。

昭和14年に宇野千代さんが北原武夫さんと結婚された時は披露宴の司会も務めておられます。

そして昭和30年にヘレン・ケラーが3度目の来日をした時には講演会の通訳も務めておられるのです!

朝ドラで取り上げられなかったら村岡花子さんがこんなに多方面で活躍されていたことを知らずにいたことでしょう。

それにこの本は村岡花子さんの生涯について書かれているだけでなく 彼女を含め明治から昭和にかけて 女性の社会的地位を上げるために尽力した当時の才気あふれる女性たちのことも書かれていて とても興味深かったです。

それにしても「赤毛のアン」が第2次世界大戦中に命がけで翻訳されていたなんて驚きです!(@@)
それを知ったうえでもう一度読み返したらまた違った感動があるかもしれませんね。

このドラマが終わるまでにいろいろ村岡花子さん関連の本を読むのが楽しみです。

by 西ノ森

by nishi-no-mori | 2014-04-29 15:06 |

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