2024年大輪朝顔のいいかげん栽培の備忘録:栽培ポイントと反省 (original) (raw)

2024.9.6 行燈支柱の栽培(北東側)

朝顔棚の栽培(南側)備忘録

朝顔棚の広い面を使って栽培する場合、隙間なく茂った葉のグリーンカーテンと棚一面に花が咲いた姿が見せ場になると思います。

そこで、来年の朝顔栽培に向け今年の「いいかげん栽培」から学んだポイントと反省をまとめました。

①市販の培養土を使用すれば葉の茂り方が格段に違います。

(私が専用用土を作ることが下手なだけです。)

②種を一晩水に浸すことも芽切りをしなくても大丈夫です。また、種の方向も考えずにまいても大丈夫。

(発芽する時期がばらばらになりますが、沢山の種をまいて発芽が同じものを選択するという、いいかげん栽培の場合だけ通用します。)

③種をまとめてまくなら心を鬼にして間引くこと。

(迷ってしまったら抜くことができなくなります。迷う前に直感で抜いていきます。)

④80cmの横長プランターには4苗以上栽培しないこと。

(今年、4苗のところ6苗で栽培して十分に多いと感じた結果です。)

⑤種が発芽し本葉が開いたら、上から朝顔棚を設置すること。

(上から設置して裏に花数が多くなるか来年は確認すること。)

ピンクの縞模様 / 赤紫

⑥親ツルの本葉が8~10枚になるまで生長したら絶対に摘芯(剪定)をすること。

(この摘芯が本当に大切な作業で、いくらいい加減でもこれだけは忘れずに行うこと。)

⑦摘芯をして親ツルから生長した子ツルも本葉が8~10枚になるまで生長したら摘芯(剪定)をすること。

(上記と同)

⑧更に子ツルから生長した孫ツルは全体の葉の量(グリーンカーテンの出来具合)を見ながら摘芯(剪定)をするか伸ばすか判断します。

(孫ツルまでになると朝顔棚にどの位、ツルが這っているか想像出来ないので来年の課題です。)

⑨偏ったツルの巻き方をしている場合、朝顔棚に均一に葉が茂るようにツルを軌道修正(解して巻き直す)します。

⑩棚の頂点まで到達したツルや不要なツルは花芽が付く前に剪定すること。

(花芽ができているのを見つけてしまうと、剪定出来なくなるので急いで作業します。)

⑪花が咲くまでは肥料を10日に1回の割合で施すこと。

今年は摘芯をしなくても市販の培養土のお陰で、葉は茂ってくれたのでグリーンカーテンはできましたが、

来年は親ツルや子ツルを摘芯し、ツルを増やしてバランスよく巻き付け隙間なく葉が茂ったグリーンカーテンを作ることが第一目標で、

それをクリアすれば、それぞれのツルに栄養が行き渡り花芽の数が増え、花が咲く位置など把握でき次の課題に取り組めると思います。

行燈支柱の栽培(東側)備忘録

東側での朝顔栽培は場所がら観察や管理を忘れてしまうということもありましたが、

栽培場所が2箇所以上になると管理が雑になるので、今後、東側での朝顔栽培は辞めました。

紫の縞模様 / 白菫色と青紫の縞模様

そして、どうして東側の栽培だけ生長が遅く開花時期がズレたのか?

南側・北東側は市販の培養土を使い、東側は土が足りなく自作した土で栽培したのですが肥料が足りなかったのではないかと推測しています。

また、東側の朝顔鉢からは種を採取しないので解体したのですが、鉢から11匹のコガネムシの幼虫が出てき、

ひょっとしたら幼虫に根を食われ栄養が吸収できなく、いろいろ影響したのではとも考えています。

行燈支柱の栽培(北東側)備忘録

北東側の150cm行燈支柱での栽培は観察しやすく手が届きやすいので管理もしやすく、

栽培環境も半日陰で風通しも良く朝顔も生長しやすかったのではないでしょうか?

また、行燈支柱の限られたスペースでは花が付く位置もまとまり、これでツルの摘芯ができていればもっと多くの花がまとまって咲いた姿を観賞できたと思います。

青紫 / 白菫色(しろすみれいろ)

さて、こちらは朝顔棚の栽培(南側)と重なる部分が多いのでポイントと反省をピックアップしました。

・種をまとめてまくなら適度の量をまき、発芽した苗の不要苗も心を鬼にして間引くこと。

(まいた種が多すぎて後から後と発芽し、その度に発芽苗を抜くはめになったのでまく量もほどほどに。)

・11号鉢で4苗以上絶対に栽培しないこと。

(東側の栽培と同じ11号鉢で4苗でも多いかもしれません。)

・行燈支柱は奥深くまで刺すこと。

・行灯支柱には左巻きでツルを巻いていき、早い段階から行灯支柱のループがない箇所でも巻いていくこと。

(支柱の高さが足りなくなります。)

・頂点まで到達し折り返せないならば余分なツルは花芽が付く前に剪定すること。また、葉が込みあってきた場合も剪定すること。

(ポイントは花芽が出来る前です。)

南側、東側、北東側で栽培した大輪朝顔は大きく分けて6柄(模様)の花が咲きました。

そして、東側の栽培で後から赤紫の花でいっぱいになったように、北東側の栽培も9月下旬頃に赤紫色の朝顔でいっぱいになり、どうも赤紫の朝顔は開花が遅いようです。

今年の大輪朝顔のいいかげん栽培のお話です。

種まき前の下準備から発芽するまで。(2024.5.19~2024.5.30)

niwaie-kaede.com

朝顔棚作成と発芽苗の間引き、ツルの誘引。(2024.6.5~6.18)

niwaie-kaede.com

ツルの巻き付け、整理、切り戻し剪定。(2024.7.3~7.21)

niwaie-kaede.com

それぞれの場所で開花した朝顔。(2024.7.26~9.19)

niwaie-kaede.com