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石崎光瑶展再び。『白孔雀』と『燦雨』を思う存分眺められて満足。
成瀬巳喜男『浮雲』観る。まあまあ。森雅之は太宰治に似ている。文豪にありがちな顔。
帰りに無印寄って薬用UV下地とホホバオイル買う。人生で一番メイクのこと調べているのに、化粧で一番の楽しみどころのポイントメイクの話を全部措いて土台の補正しか眼中にないの、歳を感じる。
一旦帰ってご飯食べ、出町座へ。濱口竜介三本立て観る。
『不気味なものの肌に触れる』は脚本があまり好きになれなかったけど、モダンダンスや人の身体や風景の映し方など、映像がとてもよかった。主人公とその友人が、互いに触れるか触れないかというところで手のひらや腕や全身を相手の身体のそばに滑らせ、タコの腕が絡み合うような動きをしてダンスするレッスン、端的に言ってセックスだと思った。というか、こうでないセックスは、互いの使用に同意した自慰行為もしくは同意の無いレイプでしかない、などと暴論も思いついた(でも相手の使用(同意あり)とコミュニケーション(闘争)との間には言うほどの隔たりはないかもしれないと書きながら思った)
『天国はまだ遠い』小説みたいで楽しかった。小川あんの目がでかい。横顔が人形みたい。主人公の雄三(岡部尚)に小川あん演じる三月が取り憑いたときの演技がよかった。カメラワークも淡々としていて好ましかった。
『Walden』拍子抜けするほど一瞬で終わったけれど美しかった。
夜食用のレトルトカレー買って帰り、食べる。疲れて微熱っぽくなったので目覚ましかけずに就寝。