在宅勤務環境を一新した (original) (raw)
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最近家を建てることになって、せっかくの機会だから色々環境を変えてみた。せっかくなのでやったことを残しておく。
ネットワーク周り
光回線
元々ドコモ光を引いていたので特に何も考えずそのままドコモ光を契約した。本当は 10Gbps の回線を引きたかったけどエリア外だったのであきらめた。
有線 LAN
次に宅内のネットワーク構成を考えた。三階にロフトを付けることになったので、そこへモデムとルーターの親機を置いて、二階と一階に子機を置くことにした。また、せっかくなので各部屋に有線 LAN を引くことにした。大まかな構成はこんな感じ。
物理ネットワーク構成
有線 LAN を引くには、大まかに以下のようなステップが必要だった。
- 電気周りの設計をするときに、各部屋に空配管 (からはいかん) を通してほしいと施工業者に依頼 (可能であれば、ロフトの空配管にどの部屋へつなげているかのタグをつけてもらえると後が楽)
- 施工業者が LAN の配線までやってくれない場合は、別途 LAN 配線をしてくれる業者を手配 (私の場合、地デジアンテナと一緒にやってくれる業者を見つけられたので良かった)
上記のステップ 1 でタグがないとこんな感じになる。どの管がどの部屋へ通じているかがわからないので、業者にちょっと手間をかけてしまう。
なお、LAN 配線には特に資格など不要なので自分でやっても良いのだが、道具やちょうど良い長さのケーブルを用意するのが大変なので、お願いした方が楽そうだと感じた。
まずは緑色のワイヤーを這わせて、それに LAN ケーブルをくっつけている
各部屋に LAN の口ができるとかなり胸アツ。
有線 LAN に PC をつなぐと 660 Mbps 出た。
無線 LAN
三階にモデムがある場合、無線で中継すると一階の回線速度が心配になる。そこで、有線バックホールにすることを考えた。具体的には、会社の詳しい人に相談して EasyMesh を使うことにした (EasyMesh の良さについては割愛)。もっと具体的には、親機 + 子機 2 つのセットを買った。
望み通り有線バックホールの EasyMesh な無線ネットワークを構築できた。ちょっと配線は汚いけど、こんな感じ。
この子機 (バッファローの WEX-1800AX4/N) の良かったところは、コンセントに直差ししつつギリギリ TV 配線に干渉せずにおさまるところ。上の写真を見た同僚は、「さすがBuffaloさん日本のコンセント事情をわかっていらっしゃる」というコメントをしていた。また親機も LAN ポートを 4 つ搭載していたので申し分なかった。
これによって、一階の無線 LAN でも 320 Mbps 出た。
机周り
せっかく引っ越したので、机周りのレイアウトも再考した。
ちなみに現時点で我が家には 3 歳の子供がおり、夫婦ともに在宅勤務をしている状況。一階を寝室、二階をリビングダイニングにしているため、三階は一室を私の仕事部屋兼夫婦のクローゼット、一室を妻と子供の部屋という風に使っている。
子と妻の共用部屋編
妻と子供の部屋については、できるだけ子供が遊ぶスペースを確保するために、仕事しないときは私の仕事部屋へ机・椅子を移動する方針とした。
なるだけセットアップが楽な方が良いので、ディスプレイは壁掛けにすることにした。壁に穴をあけられるのも家を建てるメリットだと感じた。
モニターアームにはエルゴトロンを使うことにした。強力な電動ドライバーが必要で少し苦戦したが、設置してからはスムーズに動いてくれる。
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こんな感じ。
妻はちょっと前の Surface Pro を使っているので、Surface Dock 1 を上の写真のカーテンの裏に置いて以下と繋いでおいた。
- 壁掛けディスプレイ
- 有線 LAN
- キーボード (USB 接続)
- マウス (USB ワイヤレス式の M221 )
仕事の時はテーブルと椅子を持っていって、パソコンを置いて充電コネクタをつなぐことでセットアップができる。テーブルと椅子を持っていく苦労はまだあるが、今のところ問題なく働けているようだ。
(ちなみに引っ越し前は妻は出勤が多い想定だったので、そもそもの部屋配分に難があったともいえる)
私の仕事部屋編
以前よりケーブル周りを何とかしたいと思っていたところ、私の Surface Pro 8 は Type-C USB ケーブルで給電できることが分かり、まず PC の充電ケーブルをなくすことを考えた。しかも Type-C USB ケーブルで給電できるディスプレイは「モニターハブ」と呼ばれていることを知り、これは私の求めているものだと思った。
Twitter や社内で色々相談した末、DELL を購入した。
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結果、卓上のケーブルが4本にまで減った(モニターHUBの電源•LAN、PCに繋ぐUSB、キーボードに繋ぐUSB)。キーボードもBluetoothにするかは要検討だが、基本動かさないからこれで良いかも。
また、腰痛対策に昇降デスクも導入した。運動不足対策のため、手動で昇降するタイプ。おまけに足つぼマッサージ。
ちなみに上の写真の右側にちらっと映り込んでいる茶色いのは家族共用の本棚。ちょっと余ったのでそこにガジェット類を入れている。また左側に映っているのはいわゆるワイヤーネット。有孔ボードでも良いが、ハンガーで色々引っ掛けるのにはこっちの方が便利だと感じた。iPhone の充電ケーブルなどもここに引っ掛けた充電ポートから引いている。
まとめ
家を建てるにあたって色々とやってみたが、EasyMesh しかりモニターハブしかり、新しいテクノロジーに色々触れられてよかった。生産性を上げて今回かかった費用を取り戻し、ローンとも戦っていく。