スズキ エブリー ウォーターポンプ交換、バッテリー点検 (original) (raw)
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エンジンより冷却水漏れ
今回は、「スズキ エブリーバンの冷却水漏れ」について書いていきます。
初めに点検の際に発見したウォーターポンプの水漏れについてですが、、、
車のユーザーは、気づいてないようでしたがエンジンからの冷却水漏れがありました。
丸いプーリーがウォーターポンプです。
冷却水漏れ点検
漏れの確認は加圧テストをして行います。
テスターは、ラジエーターキャップを取り外してそこから圧力をかけて漏れている箇所を探します。車種ごとにキャップ形状が異なりますのでアタッチメントを付け替える必要があります。下記のようなものです。
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車体下のアンダーカバーを取り外して点検したところウォーターポンプ本体に漏れ跡が見つかりました👀
まだそれほど酷い漏れではなかったのでじわっと染み出てくるような漏れ方でした。
ある程度走行距離が延びた車ではよく故障の一つです。
冷却水が漏れた跡は、色で判断する事ができます。
赤色やピンク色のクーラントなら赤っぽい色の液体や漏れている部分がその色になっています。同様に青色や緑色も漏れた部位にその痕跡が残ります。
水のように無色だと判別しにくいですが、色が付いてるおかげで整備する側も発見しやすいです。
部品注文
■ウォーターポンプ部品番号■
スズキ純正部品番号 17400-68820
ピットワーク品番 AY720-SU066-02
今回は、ピットワーク製のウォーターポンプを使用しました。
ウォーターポンプとガスケット類がセットになっています。
純正では、ガスケットを別で注文する必要があると思います。
ウォーターポンプ交換
アンダーカバーを取り外して車体下側よりウォーターポンプへアクセスします。
今回は、ベルト類も同時交換の為全て取り外していきます。
冷却水抜き取り。
ラジエーター側のドレンボルトを緩めて冷却水を抜き取ります。
それでもウォーターポンプを取り外すと冷却水が出てくるので下に受け皿を用意しておくと良いと思います。
新品のウォーターポンプ
ウォーターポンプは、ボルト4本で取付られています。
ウォーターパイプが刺さっているのでコチラも取り外しておきます。
ウォーターポンプセットにガスケットが付属してました。
ガスケットは、ウォーターポンプのガスケットとウォーターパイプのOリングの2つ。
ウォーターポンプのガスケットは、ズレたり落ちたりしないように奥まで押し込んでから本体を取り付けます。
※ガスケットがずれて噛みこんでしまうと水漏れの原因になります。
逆の手順でベルトを取り付けて冷却水の補充をします。
冷却水のエアー抜きをします。
交換が終わったら漏れ確認の為、再度加圧テストをします。
漏れがないので修理完了となりました。
ウォーターポンプの故障
一口にウォーターポンプの故障と言っても症状は様々です。
今回は、冷却水漏れでした。
ウォーターポンプ故障の症状
- 冷却水漏れ
- ウォーターポンプからの異音、エンジン音大
- ポンプインペラの破損によるオーバーヒート
この辺りが1番多い故障だと思います。
よくあるのは、冷却水漏れとウォーターポンプの異音です。
異音の種類は、ガラガラ、ゴー、カラカラ、キーとかポンプの損傷具合でいろんな音が出ます💦
普通のエンジン音とは、明らかに違う音が出ますのでよほどの事がない限り気付くと思います。最初は、小さな音ですがポンプのベアリングが損傷するにつれ異音はだんだんと大きくなります。
ウォーターポンプの冷却水漏れ
漏れの部位は色々ですが、、、
- ポンプ軸のシール
- ポンプ取付のガスケットやOリング
上記の部位が多い印象です。
冷却水漏れの場合は、放置するとオーバーヒートの原因になり最終的にはエンジンに重大なダメージを与える事になります。
冷却水漏れを見つけた際は、早急に修理が必要です。
停車した車の下に冷却水が漏れた跡が有れば分かりやすいですが漏れる箇所によっては長期間に渡り少しずつ染み出すような漏れ方もあるので注意が必要です。
この場合、修理工場で冷却水漏れの点検をしていただくのが得策だと思います。
オーバーヒートの原因
オーバーヒートする原因は、冷却水漏れをはじめ様々な要因が関係してきます。
■考えられる原因■
- エンジンからの冷却水漏れ
- サーモスタットの故障
- ラジエーターファンの作動不良
- ファンベルト切れ
- ラジエータの詰まり(内部、外部)
- ラジエータキャップの故障
- エンジン内部への冷却水漏れ
上記のような不具合が発生するとオーバーヒートのリスクが高まります。
意外なところでラジエータキャップが原因になる事もあります。
ラジエータキャップには開弁圧力が設定されていますが劣化すると設定圧力より低い圧力で開いてしまう事があります。
これがどうなるか?というとキャップの弁が開くとリザーブタンクへ圧力を逃がします。この時冷却水もリザーブタンクへ流れてしまうので結果としてラジエーターの水が減ってしまいます。
この場合、リザーブタンクへ冷却水が逆流するので症状としては、「リザーブタンクが満水になり冷却水が溢れてくる」という状態になります。
たかだかキャップと思いつつ重要な役割をしてるのがラジエータキャップです。
部品代も安いので定期的に交換する事でオーバーヒートの予防にもなります。
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※ラジエターキャップには種類がありますので購入の際は、適合性を確認する必要があります。
また外部に冷却水が漏れてくる症状は、分かりやすいですがエンジン内部でリーク(漏れ)が発生すると厄介です。
この場合、症状はエンジンの始動性が悪かったり、始動後にマフラーからいつまでも白煙が出たりすることがあります。
内部リークでは、冷却水にオイルが混ざる事もあります。ラジエーターキャッを外した時乳白色のオイルが混入した跡があればエンジン内部で冷却水が漏れている!事が疑われます。
※ラジエーターとオイルクーラー兼用の場合、これが原因である事も、、、
いずれにしても冷却水漏れを発見した時は、一刻も早く修理工場で点検する事が必要です。エンジンに重大なダメージを与える前に修理しましょう。
バッテリー点検
整備ついでにバッテリー点検の依頼を受けました。
エブリーDA64Vのバッテリー搭載位置は、リヤシートの後方にあります。
フロアカーペットを捲るとバッテリーカバーが2本のネジで取り付けられています。
バンでよくあるのが仕事道具や荷物が満載でこの状態になるまでに荷物を全部降ろさないといけない!!ことがあります。
今回は荷物がすべて降ろされた状態でしたので助かりました(;^_^A
整備を依頼する時は、できる限り荷物を降ろしてから来ていただけると助かります😅
バッテリーを点検した所、劣化してました。
バッテリー40B19Lに交換しました。
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使用したバッテリーは、パナソニック製40B19Lです。
こちらのバッテリーは、2年4万キロの保証が付いております。
安価なバッテリーも多数販売されていますが、やはり国産バッテリーが品質も良く長く安心して使用できます。
便利なLED作業灯
昨年工場の照明も水銀灯からLEDへ交換して工場全体がかなり明るくなりました。
しかし室内へ入ると暗くて作業性が悪くなることもしばしばあります。
そこで、今回も使用したLEDの作業灯が活躍します。
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ジェントスのGZー223 充電式の折り畳みLEDライトです。
折りたためて角度も調整できるので便利です。ライト底は強力なマグネットが付いてるので車体にくっ付けて照らすことも可能です。
かなり明るいので暗くて見えない!なんてことはなくなります。
会社で購入したものですが個人的にも欲しい!と思う商品ですね。
以前KTCのハンディーライトを使用してましたが紛失してしまいました。
おそらく客さんの車にお土産してしまった可能性が高いです(;^_^A
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KTC 充電式折り畳みライト AL815V
小型でそこそこ明るいので便利でした。
また同じものを購入しようか迷ってます(;^_^A
LED作業ライトは、年々性能も良くなり明るくて便利な商品が増えました。
価格も安くなってますのでどれにしようか?迷います。
後輩がスナップオンのLEDライトを使用してますが高価なので私には買えそうにありません😅 羨ましい!!
キャンペーンでもこの価格(;^_^A
ちなみに形状はジェントスのライトのような感じですが価格は2万円以上します。
スナップオン信者でないならジェントス買った方がお得でしょうね~
皆さんはどんな作業灯使用してますか?
良い商品があればこちらのブログでも紹介したいと思います。
今回は「スズキ エブリー ウォーターポンプ交換、バッテリー点検」でした。
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