【ハンドボール】関東学生ハンドボール秋季入替戦 10/6 立教-法政 (original) (raw)

1部10位の立教大学と2部1位の法政大学の入替戦。

https://www.youtube.com/watch?v=1x6Jz2f5Zc8

入れ替わりがあり得るかとドキドキしながら観戦しました。2部が長くなると1部との差が開くばかりなので半期で戻りたい法政がどのような仕掛けをしてくるか楽しみでした。

男子は7部までありますが、1部と2部でもそれなりの差があるのでやはり各校2部には落ちたくないというのが本音でしょう。近年だと順天堂、立教が行ったり来たりしていますが、車体の杉岡選手が中大在学中は中大も何度か2部リーグと行き来しています。最近は入替戦にもきませんが有賀(駿台甲府)や俣野(昭和学院)加藤(浦学)大島(浦学)がいたころの駿河台大学なんてのも常連でした。駿河台大学は関東学生参入からすごい速さで2部まで上がってきた印象があります。321DFととにかく走るハンドボールでした。懐かしいです。

(確認したら2022年の秋に入替戦(2部2位)で立教と戦ってましたね。すっかり忘れていました。)

さて試合。

初手からかましたい法政でしたが、立教OFにしっかりとDFを崩されてしまう。

前半3分立教3-1法政と立教がスムーズな立ち上がりも法政10渡邊がリスタートから個人技で得点。

10分立教7-5法政 法政OFは細かなパスミスや精度の悪いパスがある。ボールと人を動かそうとしているがシュートに繋がる動きでないように見える。DFでは押し込まれる場面もみられ、更に立教OFの方が人が良く動いているので厳しい印象。

13分7-7と同点に追いつく。立教OFにミスが出て速攻につないだ。法政DFが立教OFにフィットしてきたか。

16分立教の22サイドシュート上手いなぁ。対して法政エース11岩﨑はこの日不発。シュートのコースが良くない。

16分47秒法政11が2分間退場。退場になるような接触してない気がするが。立教10-7法政

17分28秒立教速攻でエンプティゴールに投げ込むも法政GK12宮田が全力疾走でスライディングしナイスセーブ。

21分23秒DFを守り切った法政がセットOF、19竹中(友)がサイドに会場を欺くようなパスを出しRW20石川のシュート10-10。

22分30秒法政DFで24宜寿次(ぎすじでいいの?)が2分間退場。これ退場なの?って感じ。

次のOFでサイドに叩くもシュートは枠外に。11岩﨑が自分でいってもよかった。

26分19秒法政のポストシュートがドフリーでも枠に。こういうのをきちっと決め切れないと法政は勝ち目がどんどんなくなってしまう。立教13-10法政

26分36秒立教14-10法政で法政TO。

法政はパスミスシュートミスが目立ったのでそこを修正して1本ずついきたい。

明けのOFを竹中兄弟のクロスから22柊が決め、次のDFもGKのセーブにリバウンドを13佐々木が飛びついて死守。こういう気概が大切。

28分20秒法政11岩﨑が難しい位置からのミドルを決める。この日あまりシュートが入っていないのでこれで調子を上げていきたい。これシュートの前のパスを19竹中(弟)が出したんだけど、バウンドじゃなくて速いパスをだしてあげたたかった。立教14-12法政

立教7が両足ジャンプでシャープなシュートをみせ法政の追撃を阻む。

ラスト1分法政が走って加点、最後3秒立教がフリースローを直接入れるも選手が9mの中に残っていたためノーゴール。

前半終了立教15-13法政

後半早々に2点差を追いつきたい法政と、できれば同点にさせることなく最低でも2点差を維持して優位に進めたい立教。

法政ボールで後半スローオフ。何でもないパス交換で22竹中がファンブル。心配になる観客、そしてパッシブをとられターンオーバー。速攻は阻止するもセットで21大久保にミドルを決められ失点。大久保は右利き右バックだけどミドルもイン側にカットインでも得点できるしすごいな。

後半5分立教17-13法政。法政未だノーゴールも立教は2点加点。法政は2回パッシブを取られているので、セットOFでのパスミスが響いている。両GKのセーブもある。

8分6秒。11岩﨑のステップシュートでようやく1点目。

9分26秒11岩﨑のミドルシュート。19-15と4点差だが、ここで踏ん張りたい。

12分15秒立教21-17法政。法政6西村のサイドシュートに立教14高木が接触で2分間退場。このPTを渡邊が決めた。

しかし法政はこの数的優位を1-1で終える。

14分39秒法政24宜壽次がDFファウルで2分間退場。前半22分と同じくこれが退場?って感じ。審判おかしくない?立教23-18法政となる。法政はGK21二階堂がイン。
15分27秒失点のあと法政OFは左サイドからのシュートチャンスも法政13佐々木がGKの顔面にぶつけてしまい退場者が重なる。角度もタイミングも厳しくはないのでしっかり決めたかったが真逆の結果に。

16分54秒立教25-18法政となったところで法政TO。正直今日の内容で7点差はもう無理だと観客一同の頭をよぎる。明けのOFも19竹中友のシュートが枠を叩き失敗に。

法政GKのナイスセーブがありペースを上げたい法政OFも立教GK16阿部がこちらも好セーブで流れを渡さない。

パッシブでターンオーバーもGK二階堂が再びのビックセーブ、しかし速攻がチャージングで立教ボールに。20分立教26-18法政となる。

21分08秒法政6西村の力強い1対1からアウトカットインで得点し27-20。こういうプレーをもっと速い時間から出せればと悔やまれる。

21分50秒岩﨑の正面からのステップシュートも枠外に。大事な日だがシュートが入らなかったね~~~~。

23分51秒立教27-21法政で立教TO。もう立教は勝ちを確信し焦らずOFをしている。

24分45秒立教27-23法政と気が緩んだ立教に対し法政が猛チャージ。パスカットからの速攻などで連取し4点差へ詰め寄る。

しかしその後取り合う展開から法政岩﨑竹中でのパスミスで立教の速攻につながり連続得点で立教30-24法政と6点差になってしまう。

28分57秒立教32-26法政で法政PTをとるも10渡邊が明後日の方向へ大ホームラン。

試合終了立教34-27法政

立教が1部残留を決めた。

法政はシュート力のある岩﨑にいい形でパスを出したかったがその岩﨑とのパス交換でミスが多く、連携の面で意識の違いがでたか。開始からあまり調子がいいように見えなかったのでLB渡邊CB竹中友RB竹中柊でOFを組み立てていくべきだったか。BPのパス回しでミスが多かったのが最後まで響いた。

DFは運動量を増やし当たりを強くしていくしかないですね。あとはリバウンド。大事なところでGKがセーブしてもリバウンドを相手に拾われている場面はあったと思います。

これで次の春リーグも2部で戦うこととなりました。24宜壽次26加崎あたりがLB候補でしょうか。CB19竹中は既に計算できる戦力なのでしっかりやっていきたいですね。GKは2年1年なので大丈夫でしょう。

その前にインカレがありますね。1回戦は関西大で厳しい戦いになると思いますがしっかりと準備して1年生も戦力になれるようにやっていきましょう。キャプテン渡邊は国体千葉選抜でいい働きしてましたよ。

立教は終始リードで概ね自分たちのやりたい展開だったのではないでしょうか。途中気を抜いた場面では連続失点もありましたが、すぐに立て直しました。欲を言えば早い段階で点差を広げてもっとイージーな展開に持ち込みたかったか。GKのセーブが多くどうにかなった場面も多いのでGKのセーブは生命線かもしれませんね。OFは強い強度でハードワークを60分できるか、最後までしっかりと走れるかがポイントでしょうか。インカレは1回戦が中部大、勝ち上がっても国士舘と厳しい連戦が待っています。頑張ってください。

両チーム入替戦お疲れさまでした。インカレに向けて残り短い期間ですがしっかり準備していきましょう。4年生は悔いのないように過ごしてください。