中国の謀略「脱炭素計画」の正体 2021/12/10 藤井厳喜メルマガ (original) (raw)
<From:藤井厳喜>
さて、今日は
「中国共産党の脱炭素謀略」
についてお話しします。
今、世界で人為的に排出される
CO2の約3割は中国。
中国は、
石炭が非常に豊富であるため
石炭火力発電が多いですし、
一見、脱炭素は
中国にとって不利な話に見えますが、、
中国は発展途上国だから、
排出規制は当面やらなくていいとか
いくらでもごまかしがききます。
むしろ、
中国共産党にとって
脱炭素は都合の良い話なのです。
どういうことかと言いますと、
今石油が値上がりしていますが、
これは脱炭素が原因なのです。
例えば、アメリカは
脱炭素のために、石油・天然ガスを
全く使わない経済を目指しています。
そのため、
石油が値上がりしていても
生産に設備投資はしません。
しかし、生産を規制しても
現実の社会は石油を必要としていますので
さらに値上がりするのです。
経済の成長には
エネルギーの消費が必要ですから
生産が増えなければ
長期的な不況に陥り、
経済は弱体化するでしょう。
経済が弱くなれば、
国も弱くなりますよね。
こうして、脱炭素を目指す
先進国・日本やアメリカが弱くなれば
中国が世界制覇できる。
つまり、
自分たちに属国化する国を
増やしていこうと
ということなのです。
統制経済ということです。
統制経済をすれば、
社会主義派の人、親中的なスタイルの人が
どの国でも強くなってくるでしょう。
そうすると、中国共産党にとって
自分の子分のような人たちが
各国で政治リーダーになってくれるのです。
ということで、脱炭素は
先進国の政治を乗っ取る一番いい手法
なワケです。