伊豆急行線の列車を撮影する E257系踊り子 E261系サフィール踊り子 伊豆急行2100系リゾート21 3000系アロハ電車 (original) (raw)

伊豆急行線の伊豆高原駅とJR熱海駅で、JR東日本E257系「踊り子」、E261系「サフィール踊り子」、伊豆急行2100系「リゾート21」、3000系「アロハ電車」を撮影しています。

今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。

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JR東日本E257系は、2001年から中央線の特急「あずさ」「かいじ」や、房総エリアの特急用として導入された特急形車両です。

後継のE353系の導入により、中央線の特急からは撤退(臨時列車を除く)し、塗装変更や走行機器更新などのリニューアル工事を受け、「踊り子」用に転用されています。

下の画像は、伊豆高原駅の1、2番線ホーム(伊豆急下田側)から入線する、上り「踊り子」を撮影しています。

東京方のクハE257形は、貫通型の先頭車になっています。

伊豆高原駅

伊豆急下田方のクハE256形は非貫通型の先頭車になっており、編成の前後で先頭車のフォルムが異なっています。

なお、付属編成の先頭車は両方とも貫通型の先頭車になっています。

伊豆高原駅

車体はホワイトをベースに、E261系「サフィール踊り子」に準じたペニンシュラブルー(少し緑がかったブルー)を組み合わせたカラーリングになっています。

先頭車は、ブルーのストライプが斜めになっていて、先代「踊り子」の185系を思わせます。

下の画像は、伊豆高原駅の3番線ホームから撮影しています。

伊豆高原駅

JR東日本E261系は、251系「スーパービュー踊り子」に代わる伊豆のフラッグシップトレインとして、2020年に登場した車両です。

全車両がグリーン車で、個室やヌードルバーなどを備えた贅沢な列車になっています。

伊豆高原駅

熱海駅に停車し、JR東海313系と並ぶE257系を撮影しています。

熱海駅

先頭部にあるLED表示器は、日本語とローマ字を交互に表示するようになっています。

熱海駅

JR東海 静岡エリア 313系の動画は、下のリンクからご覧いただけます。

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次の記事では、JR東海 静岡エリア 313系について詳しく紹介しています。

nonte2geek.hateblo.jp

伊豆急行2100系は1985年に登場した車両で、海側と山側で異なるカラーリングや座席配置、先頭の展望席などを採用した当時としては斬新な車両です。

R-3編成は伊豆のキンメダイをPRする「Izukyu KINME Train」として、レッドのカラーリングになっています。

伊豆高原駅

2100系の先頭車には座席が階段状に配置された展望席が設けられています。

リゾート21の車内

運転席のガラスも大きくなっており、室内からの眺めは抜群です。

リゾート21の車内

座席の豪華さや新しさなどでは劣りますが、伊豆急下田方の先頭車が「スーパーグリーン車」のE261系にも、眺めでは負けていません。

リゾート21の車内

海側に面する側面窓は大きく取られていて、一部の座席は窓に向かって配置されています。

この座席や先頭車の展望席を含めて「リゾート21」は特別料金不要で乗車でき、オトクな列車になっています。

リゾート21の車内

R-4編成は先頭車の前面ガラスが2枚から1枚になるなどのマイナーチェンジが行われています。

伊豆高原駅

R-4編成の車内には、「Resort21EX」の愛称プレートが掲出されています。

リゾート21の車内

伊東方から熱海駅1番線ホームに入線する2100系R-4編成を撮影しています。

熱海駅

R-4編成は「黒船電車」で、ブラックとレッドのカラーリングになっています。

なお、R-4編成は2代目で初代のR-1編成はすでに廃車になっています。

熱海駅

側面は「黒船電車」のロゴが描かれているほか、先頭に向かって大きくなっていく側窓の形状がよくわかります。

熱海駅

伊豆急行3000系は房総エリアで使われていたJR東日本209系を譲受した車両で、ウミガメやイルカなどを描いたラッピングが施され、「アロハ電車」の愛称がついています。

伊豆急下田側の先頭車はストライプやスカートがレッドになっています。

伊豆高原駅

3000系4両編成2本の導入により、8000系2本(下記画像は現役の編成)が置き換えられましたが、今のところ追加導入はされていません。

伊豆高原駅(8000系)

伊東側の先頭車はストライプやスカートがブルーになっていて、前後でカラーリングが異なっています。

伊豆高原駅

4両編成2本を連結して8両編成を組んでいるので、中間の運転台連結部はスカートの色が異なっています。

伊豆高原駅

ラッピングを除くとほぼ種車の209系のまま導入されており、走行機器のリニューアル(JR時代に実施済み)などの大規模な改造は行われていません。

伊豆高原駅

8000系では、室内の座席を西武10000系の中古品に取り替えるなどの改造が施されましたが、3000系はJR時代のままになっています。

伊豆高原駅

踊り子・サフィール踊り子は世代交代をしたばかりで、当面現在の車両が使用されると思いますが、伊豆急行の車両は経年車が多く、今後の動向が気になります。

引き続き3000系の導入が続くのか、他の車両が選ばれるのか、今後どのような動きがあるか注目しています。

難しいとは思いますが、中古車の導入だけでなく、「リゾート21」に代わる観光列車の導入があるとより路線の魅力が高まると思います。

YouTubeチャンネルでは、伊豆高原駅、熱海駅で撮影した8000系のほか、2100系「リゾート21」、特急「踊り子」などを収録しています。

記事冒頭のリンクからぜひご覧ください。

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