アガリ目無き改革 (original) (raw)

先週土曜日、ラジコンイベントだったのですが、またしても行けなかった・・・ もう、行くぞ行くぞ詐欺みたいになっちゃってます(苦笑)。

金曜日、タイミング的にちょっと有休を入れ辛かったので仕事終わってから少し休んで出発する予定でした。取り敢えず荷物は車に積んだのですが、疲れが抜けてない為、諦めることにしました。2年前にも仕事が終わってからイベントへ見学に行ったのですが、帰りが無茶苦茶しんどくて、その経験があるからか余計に体が動かない。そして、起床後に半端ない虚無感に襲われつつ、積んだ荷物を降ろすことに。

画像はイベントへ持っていく予定だったクルマ&プロポ達。走らせるために準備を進めていたFF01、そして、盆栽枠(適当に言葉つくりました。)として、初代プラズマとプラズマMk.Ⅲ(リミテッドじゃないほう)、マグナムMとマグナムレーサーです。プラズマも先日、注文していた再販ボディが届いたので、機会があればイベントで走らせたいですね。

参加を計画した2つのイベントにどちらも行けなかったという残念な結果に終わってしまいました。急遽参加を決めた為、準備不足でバタバタしてしまった面もありました。来年はもっと早めに計画を立てて参加したいと思います。

ここからは気持ちを切り替えて、新しいラジコンネタに移るとします。ヨコモ YRF-2です。FF01の記事でも触れたクルマです。これを復活させたい。パーツが色々無くなっていますが、レストア案件ではないです。私は若い頃、使わなくなったラジコンを何故かバラバラにしてしまうという癖があって、このクルマもその被害車です。

ジャンク箱の中にあったジャンク袋。この中に外したパーツの大半があると思われます(って、私が入れたのですが。)。

取説。FF01のときは、タミヤのダウンロードサービスからPDFをダウンロードしましたが、今回はキットで購入したものなので、ちゃんと残してあります。パーツの照合、組み付けも楽です。

今回はここまで。ゆっくりやっていこうと思います。

今回もタミヤFF01。残ってる作業はボディの仕上げとメカ積みだけです。が、平日帰宅後の作業はなかなかしんどい。

モーター&メカを積みました。モーターは昔買ったラジコンに付いていた、マブチの540SH(私は親しみを込めてブッちゃんと呼んでますが)。ギラギラなモーター缶が懐かしいです。プロポも2.4Gではなく、懐かしのフタバ メガテック3PJスーパーをチョイスしてみました。

ボディも完成。ミラーの基部が赤(本当は黒。)だったり、ウイングにデカール貼ってなかったり、デカール貼りが超ヘタクソだったりしますが、気にしてはいけない。このボディ、リアボディマウントの通し穴がFF01と合わず、載せるためにはリアボディマウントに付属の延長パーツを付ける必要があります。

これがその延長パーツ。

上はFF01のボディマウントで、下はTA01、02用のボディマウントに延長パーツを取り付けた状態(自宅にあるビスの都合で根元ではなく中間にかませてます。)。FF01のボディマウントを延長しても取り付け位置は同じですが、今回はTAのものを使用します。

ボディを載せました。フロントボディマウントの穴は一番上を使っているのですが、タイヤとホイールアーチとのクリアランスが結構厳しい。車高は10mmちょいで高めにしてあるんですが。

計画立ち上げから約30年。なんとか完成しました。同じFFのツーリングカーである、YRF-2は当時の印象では無難に走る優等生でしたが、このクルマは果たしてどうか、走らせるのが楽しみです。

前回に引き続き、タミヤFF01です。完成まであと一歩のところで見つからないパーツがいくつかあって、この一週間は帰宅後に基本、ジャンク箱漁り。足踏み状態でした。

サーボマウントが1つ見つからなくて、代替パーツを探していたところ、いつ買ったかも覚えていない強化デフジョイントの新品を発見。ノーマルに替えてこれを使おう。

そして、探し当てたサーボマウントはYeah Racing製(だったはず)。サーボをビス4本で固定できるスグレモノ。

タミヤのツーリング用ショートスプリング(OP.333)のブルーをフロントに使おうと探していたら、5本出てきた。これ、タミヤのスプリングとヨコモがMR-4のオプションとして出していたスプリングが混ざってます。ぱっと見、同じスプリング、どっちがどっちやら。混ぜるな危険w

どちらも昔、2セット買っているので、計8本あるうちの5本。残る3本のうち2本はヨコモのダンパーに付けたまま、どっかにいってしまっている。双方、線径、巻き数は同じ。外径や自由長も同じに見えます。もう同一製品ってことでいいような気がしてきます。でも、そのままでは気持ちが悪いので、1本を基準としてノギスを当て、ノギスを通るか通らないか、ガタが出るか出ないかで2本をマッチングしています。その結果、画像の右側2本と左側2本がペアと判断しました(自由長は同じでしたが、左側2本の外径が右側2本より0.1mm程度大きかった)。スプリングのリテーナーの外径がヨコモよりもタミヤのほうが小さいので、ほとんど同じでしたが、少しでも外径が小さい右側をタミヤ用として使うことにしました。真ん中は右側と外径は同じでしたが、自由長があきらかに短かったです。おそらくタミヤのロット違いでしょう。

前後ダンパーは懐かしのローフリクションダンパーです。HLシリンダーに換装してあったのですが、なるべく当時の姿を再現したかったので元に戻しています。スプリングテンション調整用のスペーサーはローフリクション用が見つからなかったので、CVAダンパー用で代用しています。

タイロッドやアジャスターロッドはM3×20mmのイモネジとオープンタイプ強化アジャスターの組合せ。

タイヤを付けるまで気付かなかったのですが、リアがトーアウトになってます。組間違えたのかと思い、何度も取説のPDFを見直してしまいました。ネットで調べたところ、どうやら仕様のようです。知らなかった。なので、みんなハブキャリアを左右入れ替えてトーインが付くようにしてるみたいです。

流石にリアトーアウトはないので、私もハブキャリアを左右入れ替えてみました。その際、アッパーアームが無理なく付くように、ハブキャリアとアッパーアームの間に2mm厚のスペーサーをかませています。

紛失してしまった覗き穴の蓋をカーボン板の切れ端で自作してみました。切り出したパーツに3mm穴を2ヶ所開け、一方に3mmのアクリル棒を差し込み接着しています。

ボディはプジョー406STを準備中。プジョー406といえば、映画「TAXi」ですね(私はあのシリーズ、まともに観たことないですが)。かといって、別にタクシー繋がりでイエローキャブにしてる訳ではないですよ。ミラーに赤とか黒とか使ってて地味に面倒臭い・・・ たまたま、うちにあったボディを使いますが、本当はクリオウィリアムズとか306マキシとか載せたいなあ。タミヤさん、再販しませんか?

完成まであともう少し。次回に続くッ!!

先日、ヴィンテージミートをすっぽかしたばかりなんですが、懲りずにラジコンイベント参加を計画してます。今度は事前エントリーはないので気楽でいいです。行けなくても心が痛まない。

今回はそのイベントに持ち込みを予定しているクルマを作るお話。

タミヤFF01です。私が学生だったころ、模型店が月一回主宰するレースにヨコモYR-4で参加していたんですが、ある時、FF01が無性に欲しくなりまして、でもキットを買う資金がない。ということで、月々の小遣いでパーツを買い集めて3~4ヶ月くらいでFF01を一台でっち上げてしまおうという、デアゴスティーニ的な計画を立てていました(ボディやタイヤはYR-4で使っていたものを流用する予定でした)。しかし、途中で面倒臭くなってシャーシのパーツを集めた時点で止めてしまい、その数ヶ月後に貯めたお金でヨコモのYRF-2を買いました。あれから約30年もの間放置された、ドンガラだけのFF01を完成させたいと思います。

イベントへの持ち込み云々は関係なく、完成させる計画自体は少し前からたてていたので、すでにパーツはほぼほぼ揃っていて、後は組むだけの状態です。ギヤ、ドライブシャフト、スペアとして用意した一部樹脂パーツは模型店のデッドストックやヤフオクです。U字シャフト、タイロッドなどの小物はタミヤカスタマーサービスでマンタレイ用のものを調達しています。意外と労せず、あまりお金も掛けずにほぼ全てのパーツを揃えることが出来ました。

まず、パーツの洗浄から始めました。たかがホコリ、水をかければ簡単に落ちると思っていたのですが、これがなかなか大変だった。濡らした綿棒で隅々まで汚れを落としました。

パーツが綺麗になったところで、早速組み付け。下準備として、シャーシの3mmのネジ穴に対してM3タップで切削加工を施しています。すでにタッピングビスをねじ込んでいたところにも構わずタップをたてています。今回、M3のビスは全てホームセンターで調達したので、めちゃくちゃ安上がりでした。ユニクロメッキのナベビス買ったのなんかいつぶりだろうか。

デフは使い道がなくなっていたマンタレイボールデフを流用しました。中身の構成はタミグラ非公認仕様です。組み方に関して今さら誰も興味ないでしょうから、写真撮ってません。そのうち気が向いたら、詳細を紹介したいと思います。

ギヤのバックラッシュを見る覗き穴(ひびきがやらしいw)に蓋をするパーツがあるのですが(ピンとこない人はネットで検索検索♪)、紛失してしまい、いくら探しても出てこない。無いと地味に嫌なパーツなので、カーボン板の切れ端かなんかで自作するとしよう。

U字シャフト以外のサスシャフトはスクリューシャフトを使用せずに、全てステンレスサスシャフトに換装。サスアームはABS樹脂ではないので割れることはないでしょうけど、緩むんですよね、スクリューシャフト。アッパーアームの取り付けはフロントのシャーシ側以外は段付きビスは使用せずに、フランジパイプ+M3ビスにて取り付け。ステアリングクランクも同様ですが、ステアリングクランクへのフランジパイプの差し込みは少々渋さがあるので、3.9mmのドリルを通してやるとスムーズになります。ダンパーの取り付けはピロボール化。ホイールハブは使い道のなくなっていた、ピンの抜け止めにOリングを使用するタイプ。キングピンは昔TL-01で使用していたものを流用。リアアクスルはジャンクパーツです。タミヤ車は流用できるパーツが多いのが有難いですね。

完成が見えてきたところで、今回はここまで。次回に続くッ!!

以前紹介した、クラウンU.S.M9を通販で買ったときにサイトでオススメされてて、ずっと気になってたのでついつい買ってしまった。

今回はクラウンP228を紹介。対象年齢10歳以上のエアコッキングガンです。U.S.M9と同じく、スライドストップ機能付きです。

デコッキングレバーが目を引きますね。造形は曲面をスパッと平面でカットしたような側面や、稜線のエッジがカッコよく再現されています。スライド、フレームともに最中。割りと新しい製品だと思うんですが(取説には2022.09と記してありました。)、最中スライドはちょっと古くさい感じがします。スライドとフレームにマットブラックの塗装が綺麗に施されていて、質感はいいです。

ハンマーはライブではありませんが、コックのみできます。マガジンキャッチボタンはライブです。テイクダウンレバーはスライドと一体成型です。

銃口。コンパクトな銃ですので、アウターバレルのちょっと奥にインナーバレルが見えます。

前後サイト。スライドと一体成型で調整不可。大きさ的には見やすいサイトではあるんですが、リアサイトの切り欠きが左右に広く、フロントサイトに対して隙間が大きく空いてしまい、横方向が合わせ辛く感じました。

デコッキングレバーを上に上げることでセーフティとして機能します。操作感は硬め。解除したときのパーツへの負荷を軽減するためなのか、スプリングによるクッションが効いていて下方向にも若干動きます。

スライドのストロークはコッキングに必要な分だけで短めです。引きは10禁にしては若干重めに感じましたが、指を掛けやすい形状のためストレスなく引けました。スライドストップ機能付きなので、全弾を撃ち尽くしたあとにスライドを引くと、リターンせずに引いたままの状態で止まります。ストロークが短めなので、ちょっと味気無く感じます。スライドストップを押して解除します。スライドストップの押しに剛性感がなく、最初操作したときに、ちょっと不安になりました。解除したら空撃ちして終了。

エジェクションポートは開口していて、スライドと別部品のチャンバーカバーはスライドが可動したときに下方へ可動します。古さを感じるスライド周りですが、この辺りの構造はよく出来ていると思います。

トリガーのストロークも短め。フルストロークの半分くらいではないでしょうか。トリガープルはしっかりとした引き心地で、かつスムーズ。

マガジン。装弾数は23発。初弾は装填しづらく、フォロアを下げると入れやすいです。マガジンキャッチボタンを押して外します。

いつものお座敷シューティングで遊んだ感想。新しめな製品の割りには最中なスライド、フルストロークでないトリガーの操作感などに、ちょっと古くささを感じるエアガンでした。スライドのストロークの短さに、せっかくのスライドストップ機能も蛇足に思えてしまうのは私だけでしょうか?U.S.M9のクオリティの高さと比べると、どうしても見劣りしてしまいますね(M9が後発なので仕方がない面はありますが)。しかしながら、造形は文句なくカッコよく、質感もいいですし、射撃の性能に関しては他のエアガンに負けず劣らずよく当たるので(サイトの横方向が合わせ辛いのは残念ですが・・・)、楽しく遊べるエアガンには間違いないです。

京商ヴィンテージミート オフロードにエントリーして準備も進めていたんですが、仕事の疲れがなかなか抜けなくて(特に金曜日がキツかった。)体力的に厳しかったので参加を辞退しました。めっちゃ遠いんです、長野県。ラジコンしながらバーベキュー、楽しみにしてたんですが、非常に残念でならない。このイベント、ドタキャン二回目になってしまった・・・ (絶対読んでないと思いますが)スタッフの皆様、本当にすみませんでした。

今回はイベントに持っていく予定だった、ターボロッキーをもう一度紹介。本当はイベントレポート後にやるつもりだったんだけどね。

イベントで走らせるために各部メンテナンス、メカ積みをしました。

モーターを"あひる仕様"の540JからルマンスポーツH-240Sに載せ換えました。昔買ったオプティマの中古に付いていたもので、詳細は全く知りません。モーターマスターで回転数を測っておけばよかったかな。このクルマ、一度モーターを付けてしまうと取り外しが面倒なんです。

そして、面倒な理由がこちら。ピニオンギヤがギヤボックスに開けられたモーターの軸の抜け穴を通らなくて、リアのダンパーステーとギヤボックスのカバーを外さないと基本、モーターが外せないんです。(10Tくらいの小さいピニオンギヤだったら、そこまでしなくても外せます。たぶん。)

ターボロッキーに標準で装備されているアジャスダブルダンパーをばらしたところ。(分解したダンパーの右上から二番目の部品の向きが逆で撮ってしまってます。)シャフト周りが通常ラジコンで使われるオイルダンパーと構造が異なっていることがわかります。

前回紹介したときにも書きましたが、ピストンがフローティングしてしまっているので、上の画像のように1mm厚のスペーサーをかまして、オイルの出入口を確保しつつピストンを固定してみました。以前は動くピストンが悪さをするのか、ダンパーの動きに変な抵抗があったのですが、長年交換していないOリングの膨張による渋さを若干感じるものの、充分許容できる動きになりました。

付けていなかった前後スタビライザーを付けました。フロントスタビライザー、ボディに干渉するんですよね。アジャスダブルなんとかはフルロックにしてワンウェイベアリングの効果をキャンセルしています。こうなるとただの無駄な重量物でしかないんですが、見た目にカッコいいので。

ずっと、なんか勿体無い感じがしてハサミを入れられないでいたデカール。金曜日にちゃっと貼るつもりでしたが、参加を断念したので未だに手を入れていないまま。

タイヤはオリジナルではなく、数年前に模型店で安く譲っていただいたオプティマミッドかなんかの中古タイヤを履かせてみました。なかなかいい感じ♪

来年参加するなら金曜日は休みを入れるとしよう。

前回、前々回とベレッタM92タイプのエアコッキングガンを紹介したついでに、おまけでもう一丁、M92タイプのエアコッキングガンを紹介。

エルエス ベレッタM92F。対象年齢18歳以上。1985年か1986年くらいに組立キットとして発売された製品です。私が子供の頃に2番目に購入したエアガンです。商品名に「ベレッタ」と付いてますが、ライセンス商品ではありません。昔はこういうの普通でした。いい時代であった・・・(遠い目) 因みに最初に購入したエアガンは同じくエルエスのコルトMkⅣコマンダーでした。

フレームは最中。スライドは前面と後端で分割。あとリアサイト、セーフティレバーが別部品。フレームとスライドにはヘアラインっぽさが表現されています。塗装はされておらず、ABS樹脂の素地のままです。

スライドを引いてトリガーを引くという基本動作以外、実銃的なギミックは一切ありません。なので、ボタンやレバーの類は全てダミーです。ハンマーは可動しますが、トリガーと連動はしませんし、コックもできません。

反対側。ネジが1か所、外れたままになってますね。トリガーバーの前方にはASGKのロゴがモールドされていたのですが、雑に削っちゃってます。トリガーバーはフレームと一体成型。

セーフティはスライドストップを上げることで掛かります。

銃口。アウターバレルにはライフリングを表現したモールドはなく、シンプルな造形。

ベレッタのライセンス商品ではないのですが、グリップにモールドされているマークやスライドの刻印には「ベレッタ」の名称が入っていてリアルです。

スライドのストロークはコッキングに必要な最低限の分だけ。引きは18禁だけあって重めですが、トリガープルは軽くスムーズ。コッキングしてもトリガーはダブルアクションの位置のままです。

前後サイト。リアサイトは調整不可。非常に見やすいです。我が家にあるM92Fのエアガンの中で、案外これが一番見やすいかも知れない。

割り箸マガジン。装弾数は20発程。マガジンキャッチボタンはダミーですので、手で引き抜きます。先端の保持力が弱くなってしまっていて、BB弾をフルに装弾しようとしたところ、盛大にぶちまけてしまいました。

このエアガン、キットでしたので総バラシしてみるのも面白いかなと思ったのですが、右側のセーフティレバーを外そうとしたところ、経年劣化で脆くなっていたのか簡単に折れてしまったので、分解は止めておきました。(スライドの前面はツメで引っ掻けて固定しているので、ここの破損が一番怖かった。)

18禁ながらパワーはあまりないので(当時より若干落ちてるような気もする。)、お座敷シューティングで遊んでみました。2mちょいの近距離だと弾道は特に散らばることもなく、素直に飛ぶようです。

今回の記事を書くために、超久しぶりに手に取った訳ですが、他社のM92Fと比べてちょっと太めに感じる、ABS樹脂の素地のままのグリップの握り心地やトリガーの引き心地等、子供の頃の記憶が甦るようで、とても懐かしかったです。