さっぽろオータムフェスト2024を振り返る (original) (raw)
9月6日(金)に開幕したさっぽろオータムフェスト2024は、大盛況の中、9月29日(日)に閉幕しました。
札幌市中央区大通公園で9月29日に閉幕した道内最大規模の食の祭典「2024さっぽろオータムフェスト」実行委員会は30日、来場者数が前年比5.3%増の250万6千人となり、過去最多だったと発表した。
"2度の3連休や好天が押し上げ"という見出しですが、昨年の238万人から12万人増となると、単純に会期が1日多かったのが要因としては大きいのかなと思います。
来場者数が過去最多となった さっぽろオータムフェスト2024を、美味しかったものたちを交えて、会場ごとにおなかいっぱい振り返ってみましょう( ゚∀゚)o彡°
大通西8丁目:さっぽろ大通ほっかいどう市場
「北海道の味と魅力のショーケース」をコンセプトに、
北海道内の市町村、団体約80ブースが出店。
4期に分けて入れ替え出店するほか、通期(24日間)の出店エリアを設け会期を通して開催。
「さっぽろ大通ほっかいどう市場」を会場名に、
各地のふるさとの味や特産品など「北海道の味覚」を提供します。
私がこよなく愛している会場ですが、混み具合も年々増している印象で、混み具合を嫌って今年は購入回数少し減りましたかね。
こちらは1期目のみの出店となっている北広島市。
ベーコン串600円。
今年はこれまで目が向かなかった市町村を意識して選ぼうと考えておりまして。
世界で唯一、連続三ッ星受賞というのに魅かれてのベーコンでした。
注文後に焼き直ししていただいたのもあって、熱々でいただくことができました。
ジューシー肉厚なベーコン、大変美味でした。
調べてみた感じでは、エーデルワイスファームという企業の商品かと。
コロナ禍明けぐらいから、これまで目が向かなかった市町村や食べ物を選ぶことを意識しておりまして。
その中で出会った絶品ベーコンでした。
ほたて焼き バターソース 500円
通常2個のところ最終日だからということで3個になっていました。
ほたてにはバターが合いますね( ゚∀゚)o彡°
私、ほたての紐が結構好きで、肉厚で紐付きなほたて、大変美味でした。
こちらは枝幸町の一品。
ほたてが食べたくて、ほたてと言えばオホーツクだよ(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
というセレクトが大正解でした。
たこしゃぶ 500円
注文を受けてからさっとしゃぶしゃぶしたタコがポン酢に合っていてなかなか美味いです。
野菜があるのも嬉しいですね。
こちらは島牧村の一品。
素朴ながら素材の味を活かした逸品でした。
過去最多の出店数!豊富な地元食材で味わう北海道グルメ!
安心・安全な「道産小麦を使ったおすすめグルメ」や「北海道のご当地グルメ」のほか、
北海道じゃらんがプロデュース、地元食材を生かした「HOKKAIDOラーメン祭り」や
スパイスカレー4店舗が日替わりで出店する「札幌カリーキングダム」を展開。
人気店のコラボメニューも登場します。
じゃらん殿プロデュースの「HOKKAIDOラーメン祭り」、今年は2杯いただきました。
左:ふかがわ らぁめん道場 極 極みそ肉麺
右:とし井ちゃんラーメン 濃厚魚介豚骨つけ麺
毎年のように出店していたように記憶しているふかがわ らぁめん道場 極は、今年の出店で最後となるそうです。
こちらは「札幌カリーキングダム」から。
「HOKKAIDOラーメン祭り」、「札幌カリーキングダム」は全会場通して唯一の食券制。
先に食券を買ってからブースで購入という流れですが、どちらでも並ぶのでそれを敬遠している方も結構散見されました。
ブースのオペレーションを単純化させる目的はあるんでしょうが、キャッシュレス全盛の今の時代にはあっていないように思うんですよね。
逆にキャッシュレス限定にしてみるのもいいんじゃないかな。
5丁目と言えばソフトクリームも外せません。
左:スイポテミルクマーブル
右:こいミルク
今年はこの2つをいただきました。
外にいるだけならソフトクリームを欲しない陽気ですが、あちらこちらで火を使っている会場内はそれよりも熱い印象でソフトクリームが欠かせませんw
よつ葉 チージー・バーガー スモークサーモン&ハーブクリームチーズ 900円
バター染み染みのパンズが美味しくて、さすがよつ葉やで(*`Д´)ノ
と感じた一品。
大通西10丁目:産地とあなたをつなぐ お肉じゅっ丁目
お肉の人気店が勢ぞろい!
採れたて野菜が楽しめるファーマーズマーケットも開催!
今年から新たに7店を迎えた計24店舗のお肉料理が楽しめる10丁目。
札幌や石狩の産地直送の採れたて野菜を販売するファーマーズマーケットも開催!
今年は、予約席やキッズスペースも導入!
ニトリのバタフライチェアに座って大人も子供もゆったり安心して楽しめます。
玉石混淆の印象が個人的に強いお肉じゅっ丁目ですが、今年は当たりが引けたようです。
円山牛乳販売店
別海町の牛バターサンド 特上カルビ 1000円
ステーキ肉を扱った方がメインっぽかったですが、噛み切れなくて食べづらそうな予感がしたので。
程よい脂身のあるカルビ肉自体の美味さもありますが、バターとの組み合わせも良くて別海町の牛乳を使用したというパンもカリッと焼かれていてそれだけでも美味しく、ピクルスがいいアクセントになっていて大満足の一品でした。
店名に"牛乳"と入っているだけあって、バターの活かし方が上手かった印象。
期間の最初の方にいただいて、その時はほどほどの並びでしたが、次第に並びが長くなっていったようで、それが美味しさの証左なんでしょうね。
シュラスコダイニングSOL。
ランプ串 1500円
ランプというのは牛肉の下腰部の肉を指すそうで、脂肪分が少ない割に柔らかいのが特徴。
そう言われると確かに脂身が少ない割に柔らかい感じでしたかね。
お肉だけでなく、瑞々しいズッキーニ、焼かれてジューシーなトマトも美味しく、もう一つ刺さっているのはジャガイモかな?と思いながらいただいたら...まさかのパイナップルでした( ゚∀゚)・∵. ガハッ!!
想像だにしなかったパイナップルですが、焼かれたことで甘みがでてこれも美味でした。
お値段的に結構勇気いったのですが、想定を上回る長さの串にたっぷり肉が刺さっていて、さらに肉以外の素材どれも美味く...大満足でした。
大通西6丁目:6丁目 食と音楽 奏デリシャス!
アップデートした6丁目!
『食×音楽』のハーモニー
UHBの番組と地元の人気店のコラボによる、
北海道の素材を活かしたここでしか味わえない数々のメニューが登場!
上質な「グルメ」と、UHBがプロデュースする「ステージコンテンツ」。
落ち着いた心地よい空間をお楽しみください!
そして今年の新企画!
札幌を代表するスペシャルティコーヒーの銘店と、
スイーツ王国さっぽろのコンペティション受賞作品スイーツが6丁目に集結。
会場自体がUHBとのコラボということで、いくかのお店では番組とのコラボ商品も販売されていました。
みんテレ×HARUMAKI GALAXYY。
ひやバリッ!とうきびカスタード 350円
カリッとした春巻きの中には、とうきび感じるカスタードクリームが入っていて、あまり高くなかったとはいえ、期待値を大きく上回る美味さでした。
普段はそういうコラボ商品は避けがちなんですが、オータムフェスト開幕時にローカルTV局で放送された特集を見ていて気になった一品をいただいてみました。
何ごとも食わず嫌いはいかんね(・∀・)!!と実感させられた美味しさでした。
大通西4丁目:IN4(インフォ)スクエア
エントランス会場 「IN4スクエア」はオータムフェストの魅力で いっぱい!
4丁目は各会場の情報を発信するエントランス会場です。
北海道の定番メニューをはじめ、北海道産肉、北海道の新鮮な魚介類、お酒に合うおつまみ、
そしてシメのスイーツまでバラエティ豊かなお店が大集合!
道内雑誌「O.tone」「poroco」とのコラボや毎年人気のブースも続々。
地下鉄駅に近いことで、オータムフェストのエントランスとしていつも混みあっていた印象の4丁目。
雨のち晴れ 澄川本店。
昨年いただいた真たら白子天ぷらにも心魅かれながら、事前リサーチで気になっていた目新しい一品、数の子天ぷら 1000円
注文してから揚げてもらうので出来立てをいただけてそれだけで5割増しの美味さですが、表面だけ火が通った数の子はコリっと食感が保たれていて大変美味。
数の子を天ぷらにするというのは初めて見ましたが、これは大いにありですね!
混みあっている時間帯だと違うのかもしれませんが、注文してから揚げてくれるのが大きなアピールポイントだということを来年の自分に伝えたいですw
ら~めんG麺24
札幌味噌ら~めん 1000円
炒められた野菜、挽肉により深みが出ている、オーソドックスな札幌味噌といった趣で、中太縮れ麺が大変よく合う好みの一杯でした。
いつか行きたいと考えていた麺屋で、これは実店舗も訪問しなければと思わせる美味しさでした。
大通西11丁目:PRECIOUS TABLE
大人のくつろぎの場、11丁目でプレシャスなひとときを。
11丁目のテーマ「PRECIOS TABLE(プレシャステーブル)」。
有名店の味が楽しめる毎年人気のブース「シェフズキッチン」を中心に、
上質な前菜・メイン料理・お酒・デザート・お土産までひと通り揃い、
会場全体で「フルコース」を味わえる会場です。
間に大きな道路を挟んでいるからか、他の会場とは隔世の感があってそれほど混雑していない印象の11丁目。
食肉工房よしやす
ぶたまん 600円
これ絶対美味いやろ( ゚∀゚)o彡°
との予測通りの美味さで、粗めに挽かれた豚肉が特に印象に残りましたかね。
■私が選ぶ、さっぽろオータムフェスト2024 No.1
豊西牛の肉・肉・肉まみれステーキ丼 1900円
薄切りの焼しゃぶに厚切りのステーキ肉、そしてカルビ串が刺さった、まさに肉・肉・肉まみれの丼。
3種の肉どれも美味しく、中でも厚切りのステーキ肉がホンキで美味くて、お値段的に勇気がいったのですが勇気出してよかったと思える満足度でした。
最終日にいただいた肉まみれの一杯を2024年のNo.1に選びました。
こういうのは商品名のインパクト先行で実際には...という印象で手を出すのに相当勇気いったのですが、食べておいてよかったです。
ルスツ豚フランクフルト 800円
いやぁこれめっちゃ美味かったですよ( ゚∀゚)o彡°( ゚∀゚)o彡°
気をつけないと火傷しそうなぐらい熱々でジューシーパリパリで、食べ応えある大きさで800円というお値段に見合う味、量でした。
次点は8丁目でいただいたフランクフルト。
フランクフルトという商品自体ありふれていますが、素材、調理により差が出ることを実感させられますよね。
■総括
物価高騰の色濃く
昨年も同じことを感じましたが、全体で昨年比で2割増しぐらいの値上がり感でした。
この流れはもう止めようがなくて、買う側としては厳選する、予算を増やすというぐらいしか選択肢がないですよね...
私は、こういった催事では財布の紐を気にしていたら楽しめないじゃないか(*`Д´)ノ
という悟りを開いたので、オータムフェストで食い倒れるためにせっせと貯めたいわゆるオータム貯金を活用し、思う存分食い倒れました。
期間終盤になると空いてくる?
特に期間通してお店の入れ替わりがない6丁目を中心に感じられたことで、終盤の方が席を確保しやすかったように感じました。
今年もさっぽろオータムフェスト、お腹いっぱい走り切りました。
ごちそうさまでした。
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