カモミールのようなハーブ系コーヒー ホンジュラス テパングアレ農園を淹れてみた (original) (raw)

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2024年8月14日の抽出メモをベースに書く

コーヒーロースト東海さんで購入したホンジュラス テンパグアレ農園。
おいしく淹れるために試行錯誤した様子を記事にしました。

記事の最後には、参考のために使用したレシピを載せています。

ホンジュラス テパングアレ農園とはどんな豆?

その名の通り、ホンジュラスのラパス県にあるテパングアレ農園で生産されたコーヒー豆です。
ラパス県は古くからコーヒー栽培が行われている一大産地なのだとか。

コーヒー豆の品種はブルボン種、コーヒー豆の精製方法はウォッシュドです。

豆の味わいについて、お店の紹介によると、

さわやかな風味とカモミールのようなフローラルさ、後味にキャラメルのような甘さ。

とのこと。
私はやさしい味のハーブティーを想像しました。

コーヒーロースト東海勝川店さんでは豆を買う際に好みの焙煎度合いで焙煎していただけます。
今回はハイローストで焙煎していただきました。

その場で豆を挽いてもらうことも可能ですが、今回は豆のままにしてもらいました。

実はホンジュラス産の豆を使うのは今回が初めてです。
ホンジュラスの豆はどんな傾向なのか「図解コーヒー一年生」で見てみると、超すっきり系でアメリカン的な味わいと紹介されていました。
軽い味わいが特長みたいですね。

どんな味か、とても楽しみです。

豆の見た目はこんな感じ。

浅煎りの豆は深煎り豆に比べて、焙煎によって豆が膨らまないので粒が小さくなりがち。
ところが、この豆は浅煎りにしては結構粒が大きく感じました。
焙煎してすぐだったので、まだはっきりした香りではありませんでしたが、ほのかに甘さを感じられました。

抽出してみた

いつもは焙煎から1週間ほど豆を寝かせています。
ただ、今回はあまりに楽しみすぎて、焙煎した頂いたその日に抽出してみることにしました笑
初めての豆なので、いつも使っている46メソッドのベーシックなレシピで味を確かめてみます。

46メソッドを簡単に説明すると、以下の通り。
①お湯は豆の15倍の量を使用
②1~2投目でお湯の4割、3投目以降でお湯の6割を注ぐ
②最初の2投のバランスで酸味と甘みのバランスを決める
③3投目以降で注ぐ回数によってコーヒーの濃度を決める

46メソッドでは粗めに挽いた豆を使います。
いつも粗挽きにする時と同じようにミルを調整しましたが、思ったより粗くなってしまいました、、
おそらく、浅煎りで焙煎から時間が経っていないので、豆の繊維があまり壊れておらず、ミルで挽いても大きな塊になりやすかったのではないでしょうか。
とはいえ、抽出に支障をきたすほどでは無さそうなので、そのまま使うことにしました。

抽出に使うお湯は、ベーシックに5回に分けて均等に注ぎます。

抽出中、印象的だったのが蒸らしの時の香り。
まるでレモンやハーブのような爽やかさを感じる香りでした。
まさにハーブティーの雰囲気。

抽出したコーヒーからもハーブのような香りが漂っています。
一体、どんな味なのでしょうか?

ひと口飲んでみた印象は、焙煎した豆っぽさが強い笑
生の豆っぽくて、豆の個性がまだ出切っていない感じです。
飲むにはまだ早かったかな。

飲み進めてみると、結構甘さがあることに気づきました。
甘さは強めだけどあまり後を引かないすっきり感。
浅煎りの豆にしては苦みもあるので、いわゆるコーヒーっぽさも感じられます。

さっぱり飲みやすく、コーヒーと紅茶やハーブティーの雰囲気を兼ね備えているコーヒーだと思いました。

振り返り

46メソッドを使ってホンジュラス テパングアレ農園のコーヒー豆を抽出してみました。
甘みがありながらさっぱりとした飲み口の美味しいコーヒーだと思いました。

ただ、焙煎後すぐのためか、生豆の雰囲気が残っており、まだコーヒーの風味が出きっていないようにも感じました。
次回は少し時間をおいて、味が安定してから頂いてみようと思います。

今回のレシピ

使用する器具
材料
レシピ
  1. ドリッパーにフィルターをのせ、サーバーにセット
  2. お湯が落ちたら、挽いた豆をドリッパーに入れる
  3. タイマーをスタートし、お湯を45gまでさっと注ぐ
  4. 45秒経過したら、お湯を90gまでさっと注ぐ
  5. 90秒経過したら、お湯を135gまでさっと注ぐ
  6. 120秒経過したら、お湯を180gまでさっと注ぐ
  7. 150秒経過したら、お湯を225gまでさっと注ぐ
  8. お湯が落ち切ったら抽出完了!