脳内ガーデナー (original) (raw)

人気ブログランキング |話題のタグを見る

脳内ガーデナー

okccgarden.exblog.jp

ブログトップ

頭の中ではいつも満開 by nounai_gプロフィールを見る 画像一覧 更新を通知する 画像一覧 記事ランキング レゴウシア ビーナスルッキンググラス.. 昨年の秋蒔き種たちもいよ... ハクロニシキの新芽が綺麗です! 今、ウチの庭の主人公は、... エキウムブルーベッダー 4/12の種.. エキウム ブル... 初めてのカミキリムシ被害 今週末は、お天気に恵まれ... 斑入り雪柳 芳香性キンギョソウ 種蒔.. 斑入り雪柳、可愛い~~~... お気に入りブログ ねりうま写真生活 MURMUR 別館 つるつる珠玉! gyuのバルセロナ便り ... にゃんこのいる幸せ あるびん・いむのピリ日記 ばーさんがじーさんに作る食卓 恋子のガーデニング日記 なんじゃもんじゃ 湘南発☆韓わん生活(ハウ... スポック艦長のPhoto... STERNENFLOR ... kusakiの「この植物... ok creative ... 匂いのいい花束。ANNEXE。 KI-CCORIE Be*s Garden 井上まゆ美のお仕事日和 薔薇の花束 花のワルツ 炭焼食堂米流亭 離れ ストロベリーと薔薇 薔薇と犬の日々☆別館 rose basket ほんの小さな庭 私の小さな庭 photo*桜堤* メグの日常★雫の日常★ラ... yoko-gardenの小部屋 小さな秘密の庭 紫さんの季節 My lovely roses Mimosa Garde... momogreen ブルーガーデンに憧れて… たまがわ日和 『ガーデン&ガーデン』編集手帖 薔薇のガーデナー Wee... 気ままに庭仕事 ~... *Vie parmi r... New Rose Garden MINDGOODS 軽井沢不動産・案内人~軽... mr&mrs kajiの... リンクブログ 脳内ガーデナー Bon vivant* garden flowers coochさん asakoさん 虹の森さん candytuftさん chicaさん アニスさん オニポンさん くらままさん くらままさん、別館 銀さん heidiさん 夢緒さん カフェオレさん umeさん ブノワ。さん ちゃおさん タグ 宿根 種蒔き オールドローズ モダンローズ イングリッシュローズ 暮らし 花木 球根 コンテナ クリスマスローズ 観葉・多肉植物 ガーデン 一年草 フレンチローズ 器械体操 ハンギング 害虫・病気 薔薇作業 挿し芽 カテゴリ ゲストブック 脳内ガーデン 寄せ植え ハンギング 種蒔き記録 会社のコンテナ野菜 おしゃべりしよう! 溺れる読書 欲しいものリスト ちょっとお出掛け 嵐を呼ぶ子供たち CSS覚書 ガーデニング小遣い帳 検索 その他のジャンル 1 車・バイク 2 3 FX 4 科学 5 留学 6 経営・ビジネス 7 歴史 8 哲学・思想 9 中国語 10 米国株 ブログジャンル 猫 花・ガーデニング エキサイト XML |ATOM Powered by Excite Blog 会社概要 プライバシーポリシー 利用規約 個人情報保護 情報取得について 免責事項 ヘルプ 2006年 06月 05日 カイト ランナー 「カイト ランナー」 カーレド ホッセイニ 著(アーティストハウス)カイト ランナー_f0054421_0232175.jpgアフガニスタンが平和だった頃、豊かな家に生まれた主人公アミールと、生まれた時から同じ乳母に育てられた召使の息子ハッサンの物語。残忍な少年アセフから辱めを受けるのを物陰から黙って見ているだけで助けられなかったアミールは、良心の呵責に耐えられず泥棒の罪を擦り付けて、ハッサンとその父親を自分の家から追い出してしまった。そして、ソ連侵攻の争乱に、アミール親子は、屋敷を父親ババの友人のラヒム・カーンに託しアメリカに亡命し、アミールは苦労を味わいながらも結婚をし作家としても成功を収める。2001年、ラヒム・カーンから国際電話が入り「会いに来てくれ。」と、そして「もう一度やり直す道がある」の言葉に、孤児となったハッサンの息子ソーラブを探すために、内乱の続くアフガニスタンに舞い戻るアミールだった・・・この小説はただ単なる戦争の悲惨さを描いた物語ではなく、生きて行くうちに犯してしまった罪や裏切りを体を張って償い、希望を見出す再生の物語です。アミールの犯した罪、ハッサンの出生の秘密、ヒットラーに心酔する残忍なアセフの罪によって「アッラーの思し召しのまま」悲惨な物語が語られるのですが、それでも罪に向き合い、力を尽くす事で、少しだけ希望が見えてきます。話が逸れてしまうかも知れないのですが、小学校6年生の女の子が同級生をカッターナイフで刺し殺してしまった事件の加害者の父親の手記が発表されましたよね。新聞でそれを読んだ時に、この小説の根底に流れるものを感じたの。「なぜ自分の子どもが重い罪を侵してしまったのか、自分たちの子育ての中にどんな問題があったというのか、目を逸らさずに考え続けていきたい」親として一番過酷な試練に、満身創痍でも逃げることなく立ち向かっていく覚悟なのね。もしも、私の人生にも不理仁で遣り切れないことが起きた時、果敢に立ち向かっていけますように。カーレド ホッセイニのデビュー作ですが、実に緻密な文章で、ストーリーのどのエピソードにも無駄がなく、「あぁ、なるほど」と思える素晴らしい小説でしたよ。はっきり言っちゃうと、「ダビンチ コード」なんて読むよりずっと良かったよ。 by nounai_g | 2006-06-05 01:09 溺れる読書 << 春蒔き種の今 今咲いている薔薇たち >>
ファン申請 ※ メッセージを入力してください