●小規模多機能への面会は苦にならないのか? 介護にも工夫を、ついでの楽しみを見つける (original) (raw)

こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。
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僕は、要介護5の父を介護しています。要介護5とは7段階のレベルのうちで最も重度が高く、通常は介護施設に入って生活するレベルです。

僕は春まで100%自宅介護を、春以降はショートステイを利用しながら、11月からは小規模多機能を利用しながら自宅介護をしています。

少しずつ介護施設を利用する日数が増えていることは事実です。こちらの体力やメンタルが限界になってきたからです。

小規模多機能では利用日数が増えますので、父の様子を見たり、介護環境を確認するために、面会に訪れます。

介護から離れて、カラダとココロを休めるために、小規模多機能を利用しています。なのに、面会に行く...これは矛盾した行動です。ですが、父が寂しく思わないこと、小規模多機能の利用が嫌にならないことのためです。

それが負担に思ってないのか?...と問われれば、負担に感じることもあります。ですが、ここは工夫により、心の負担度を減らすことができました。

その工夫とは...小規模多機能の周辺や行くまでの経路に、個人経営のカフェを4つも見つけたのです。僕の趣味は「カフェ巡り」、よって、そこを順番に利用するんです。これが楽しい!


(画像はイメージです。以下同様)

1つは主婦が自宅の一部で経営して、手作りのチーズケーキが美味しいカフェ。

1つは地主と思われるご夫婦がときどき営業する手作りドーナツとクリームパンが看板のカフェ。

1つは定年退職して生きがいのために自宅を改造して、欧州より取り寄せた珈琲、紅茶、焼き菓子を提供する土日月のみ営業するカフェ。

1つは早期退職してご夫婦で経営する、手作りの昭和なプリンが美味しいカフェ。カフェラテを注文すると、ハートマークを描いてくれます。

僕の長所は、カフェ店主とすぐに親しくなること。4つのうち1つの店主ご夫妻と親しくなりました。気に入ってもらい、娘をもらって欲しいと...まで(笑) リップサービスでも嬉しいですね。いつも、何かサービスしてくださいます。僕もお礼に手土産を持参することもあります。お互いに美味しいお店を紹介し合うこともあります。

もう一つのカフェ、早期退職された店主とも話が合いそうです。

店主と話したり、読書したり、原稿のプロットを考えたり、タイトルを考えたり...カフェタイムは癒しにもなり、仕事場にもなります。

個人経営のカフェにはチェーン店にない「味」が確かにあります。マニュアルがないからこその心よさですね。

この楽しみを作ると、小規模多機能に面会に行くことが楽しくなりました。

いえ、別に元から面会が嫌嫌な訳ではないですよ。けれど、要介護5を支えるというのは、簡単なことではないのです。ときには体力的に、ときにはメンタル的にとてもキツくなることもあります。それが介護のリアルです。

介護にも工夫をする、ついでの楽しみを見つけることで、同じことをするにも、心への負担が変わります。

介護をするには、自分が、肉体的にも精神的にも安定していることが最も大切です。

今日も何事にも適温でまいりましょう。

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